角川文庫<br> オカルティック・ノスタルジア―流説の落とし子たち

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角川文庫
オカルティック・ノスタルジア―流説の落とし子たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041164280
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

時は1974年。
雑誌記者の丈治は、ブームに乗って新設されたオカルトコーナーの記事を任される。
命じられてツチノコ探しに出かけた帰り、丈治はマンホールに落ちていた子供、明を助ける。
彼と食事する店を探す中で、ツチノコを振る舞うというレストランを見つけ……。

マンモス団地に現れる少年の霊、飼い犬の心霊写真、そして都市伝説「カシマレイコ」。
オカルトに詳しい明とそれらを調査するうち、丈治は驚くべき秘密を知り……。


【目次】

一話 ツチノコのスープ
 間章
二話 ヤコブの団地
 間章
三話 右手に犬を飼う
 間章
四話 カシマレイコの子どもたち

内容説明

時は1974年。雑誌記者の丈治は、ブームに乗って新設されたオカルトコーナーの記事を任される。命じられてツチノコ探しに出かけた帰り、丈治はマンホールに落ちていた子ども、明を助ける。彼と食事する店を探す中で、ツチノコを振る舞うと謳うレストランを見つけ…。マンモス団地に現れる少年の霊、飼い犬の心霊写真、都市伝説「カシマレイコ」。やけにオカルトに詳しい明とそれらを調査するうち、丈治は驚くべき秘密を知り…。

著者等紹介

皆藤黒助[カイトウクロスケ]
鳥取県境港市生まれ。「妖するに、怪異ではない。」で「スマホ小説大賞2014 角川文庫賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

20
1974年を舞台に、雑誌記者の丈治とオカルトに詳しい謎の少年・明が、オカルトにまつわる謎を解いてゆく物語。ブームに乗って新設されたオカルトコーナーの記事を任された丈治が、ツチノコ探しに出かけた帰りに助けた明と都市伝説を追うストーリーで、ツチノコを振る舞うレストラン、マンモス団地に現れる少年の霊、飼い犬の心霊写真、都市伝説「カシマレイコ」など、実際に話題となった都市伝説が登場するオカルトを取り上げる一方、関わる人々の心情や選択も丁寧に描かれていて、人の繋がりや絆が感じられる思いのほかハートフルな物語でした。2025/10/14

スミレ

12
昭和50年頃のお話。 雑誌記者の丈治はオカルト記事を任されることになる。 その最中、不思議な少年・明に出会う。 オカルトに詳しい明と共に、オカルトの調査をすることになる。 ちょうど私が生まれた頃が舞台なので、コックリさんやらスプーン曲げやら、懐かしい気持ちになりました。 丈治の並外れた体力、明の驚くべき能力、それら全てが明らかになる最終章は惹き込まれました。 この2人、とてもいい。 オカルト探偵を結成して、続編出ないかしら?2025/10/15

なみ

11
とある雑誌のオカルト記事を担当する丈治と、ちょっと不思議な子どもの明が、様々な都市伝説や怪奇現象を調査する話。 ツチノコや心霊写真、カシマレイコなど、実際に世間を賑わせたようなオカルトが次々に現れます。 現在から半世紀前の物語というところも新鮮でした。 毎回予想の斜め上をいく明の登場シーンが好きです。 丈治も明も、ミステリアスな過去や体質があり、それが綺麗にまとまる最終話が面白かったです!2025/09/24

冬野

9
作者さん二作目。1974年の日本を舞台に、雑誌記者と不思議な少年が怪現象に挑むバディもののオカルトミステリ。面白かった。ホラー描写は殆どなく、ヒューマンドラマの要素が強い。終戦から約三十年経ち、戦中を知る世代も戦後生まれも現役、というこの時代だからこそ書ける話だったと思う。作中では超常現象が実在するのだけど、一番怖いのは認知が歪んだ人間…というのはどの時代も一緒なのか。丈治と明自身の秘密に迫っていく終盤は特に読みごたえがあった。核心のネタバレになるので書けないが、熱くて美しい○○愛の物語だった。星:5/52025/10/09

しゅがー

4
がっつり怖い系という訳では無く、怪異に関する事象に遭遇した人たちがどう向き合い結果としてどうなったかを丁寧に描かれていた。またどのお話も良い感じの終わり方でほっこりする物が多かった印象。2025/09/23

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