ストレスと脳

ストレスと脳

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  • サイズ A5判/ページ数 470p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784254101133
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C3040

出版社内容情報

【目次】
1. はじめに
 1.1 恐怖に関する2つの疑問
 1.2 情動の本態
2. 生得的恐怖と習得的恐怖
 2.1 恐怖に関するWatsonの学説
 2.2 生得的恐怖
 2.3 恐怖の個体発生
 2.4 社会的相互作用
 2.5 古典的条件づけ
 2.6 痛みと恐怖
 2.7 恐怖刺激の分類
3. 恐怖の表出
4. 恐怖の遺伝性
 4.1 オープンフィールドテスト
 4.2 恐怖性の遺伝
 4.3 選択的交配
 4.4 恐怖ラットと非恐怖ラット
5. 情動の生理学:恐怖とストレス
 5.1 情動のJames-Lange説
 5.2 自律神経系と内分泌系
 5.3 危急反応
 5.4 汎適応症候群
 5.5 恐怖と怒りで生理的反応に差があるか?
 5.6 James-Lange説の破綻
6. 社会生物学的考察:恐怖と性
 6.1 恐怖と性の間の相反関係
 6.2 個体密度
 6.3 汎適応症候群は個体密度調節メカニズムか
 6.4 密度調節メカニズムを作動させる信号
 6.5 個体密度と自然選択
7. 遺伝子から行動に至る経路:性と恐怖
 7.1 恐怖性の性差
 7.2 生理学的性差と恐怖性
 7.3 性差の生理学的基礎
 7.4 ヒトにおける性と恐怖
8. 幼若期の環境と恐怖性
 8.1 発達初期の社会環境
 8.2 出生前の環境
 8.3 ラット家族の社会心理学
 8.4 発達早期の環境から行動に至る生理学的経路
9. 罰と心的葛藤
 9.1 接近・回避の心的葛藤(コンフリクト)
 9.2 Millerの平衡モデル
 9.3 刺激の汎化と性的倒錯
 9.4 罰の効果
 9.5 罰に対する抵抗:逆条件づけ
 9.6 罰刺激に対する抵抗性:非連合的効果
 9.7 転移行動
 9.8 実験的神経症(ノイローゼ)
 9.9 コンフリクトと消化器潰瘍
 9.10 無力感
 9.11 罰と条件抑制
 9.12 結 論
10. 恐怖と欲求不満
 10.1 衝動の加重
 10.2 恐怖=欲求不満仮説の検証
 10.3 恐怖と欲求不満を減弱する薬物:アルコールとアミタール
 10.4 薬物と覚醒
 10.5 欲求不満と攻撃
 10.6 恐怖=欲求不満仮説:再考
11. 能動回避の学習
 11.1 Miller-Mowrerの回避行動学習理論
 11.2 予期される罰の消失:安全信号
 11.3 回避行動の持続
 11.4 回避行動には警告信号も安全信号も不必要
 11.5 回避行動の消去
 11.6 悪循環行動
12. 回避行動に関するモデル神経系
 12.1 脳内刺激による報酬と罰
 12.2 恐怖=欲求不満仮説
 12.3 希望=安心仮説
 12.4 闘争あるいは逃走
 12.5 モデル神経系とヒトの感情
 12.6 抗不安薬の行動的側面
 12.7 行動抑制系
 12.8 ヒトの不安のモデル
 12.9 Maudsley系統のラット
 12.10 各系間の相互作用
13. 恐怖と中枢神経系
 13.1 覚醒メカニズム
 13.2 痛 み
 13.3 新奇生
 13.4 抗不安薬の作用様式
 13.5 不安を伝達する脳部位
 13.6 中隔・海馬系の機能
 13.7 不安と背側ノルアドレナリン作動性神経束
 13.8 モルヒネ禁断症候群
 13.9 行動抑制と上行性セロトニン作動性神経路
 13.10 逆条件づけ
 13.11 鍛え上げ現象
 13.12 闘争・逃走系
 13.13 行動抑制系と闘争・逃走系との間の相互作用
 13.14 行動決定メカニズム
 13.15 古典的条件づけ
14. ヒト:神経症,神経症的症状と治療
 14.1 不安とヒトの脳
 14.2 神経症と精神病
 14.3 神経症的症状の本態
 14.4 外向性の本態
 14.5 罰と報酬の信号に対する感受性
 14.6 不安と抑うつ状態
 14.7 恐怖症の徴候の本態
 14.8 強迫神経症
 14.9 行動療法
 14.10 薬物療法
 14.11 結 論
15. 出典と文献
16. 訳者あとがき
17. 索 引

目次

生得的恐怖と習得的恐怖
恐怖の表出
恐怖の遺伝性
情動の生理学―恐怖とストレス
社会生物学的考察―恐怖と性
遺伝子から行動に至る経路―性と恐怖
幼若期の環境と恐怖性
罰と心的葛藤
恐怖と欲求不満
能動回避の学習
回避行動に関するモデル神経系
恐怖と中枢神経系
ヒト―神経症、神経症的症状と治療

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