出版社内容情報
大連駅近くの空き地で男性の遺体が見つかった。遺体の頸動脈には凶器不明の不審な裂傷が残っていた。東京から大連警察署に赴任してきた河村修平は、赴任前に見た遺体と傷痕が似ていることに気付く。一方、大連で画家として暮らす中村小夜は、ある日、謎めいた青年ルカと出会う。穏やかで紳士的な彼に次第に惹かれていくが、やがて警察が殺人事件の容疑者としてルカを追っていると知り――。開戦前夜の満洲が舞台の、圧巻の警察サスペンス。
【目次】
闇の聖域
解説 朝宮運河
内容説明
大連駅近くの空き地で男性の遺体が見つかった。頸動脈には凶器不明の不審な裂傷が残っていた。東京から大連警察署に赴任してきた河村修平は、赴任前に見た遺体と傷痕が似ていることに気付く。一方、大連で画家として暮らす中村小夜は、ある日謎めいた青年ルカと出会う。穏やかな彼に次第に惹かれていくが、やがて警察が殺人事件の容疑者としてルカを追っていると知り―。開戦前夜の満洲が舞台、圧巻の警察サスペンス!
著者等紹介
佐々木譲[ササキジョウ]
1950年北海道夕張市生まれ。79年、「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。89年刊行の『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞、2001年刊行の『武揚伝』で新田次郎文学賞、09年刊行の『廃墟に乞う』で直木三十五賞、16年に第20回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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