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内容説明
ADEMを離脱した由宇、そして闘真。峰島勇次郎の痕跡を求め、二人の逃避行が始まる。向かうは因縁の地―勇次郎が失踪し、幼き由宇が拘束された旧峰島研究所であった!一方、ADEM指令伊達は難局に直面する。先のミネルヴァの一件での社会的損害、そして由宇の脱走の責を問われ、更迭の危機に。その裏には老獪な政治家さえも手玉に取る切れ者、黒川謙がいた。ADEMに代わる強硬な組織設立を目論む黒川は、伊達より早く由宇を拘束しようと動く。そして由宇たちを追う、第三の集団―謎の傭兵部隊「七つの大罪」。かつてない脅威が由宇たちに迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
27
シリーズ第五弾。「天国の門」事件によって追われる身となった由宇と闘真の逃走劇を描いた話。新章第一弾となった今回ですが、これまでのようなテンポの良さが無かったからか微妙でした。由宇と闘真が少しずつ絆を深めていく姿や鏡花ちゃんが可愛かったりとちょこちょこ心癒されるシーンがあったのが救いですね。まぁ上巻なので、次巻スカッとさせてくれることを期待してます。それにしても遺産の技術が説明不可能なレベルになってる気がするんだけど、そこら辺は大丈夫なんだろうか。何にせよ次巻も楽しみです。2015/11/10
しぇん
23
KindleUnlimitedで。7つの大罪登場など話の規模が大きく。ベルゼブルはこいつ本当にプロの人間なのか?と人間性に色々疑問が。仕掛けて返り討ちにあっただけじゃ?とか思ったりも。一巻で亡くなってしまった横田さんの評価がどんどん上がっていっているのも印象的でした2024/02/20
ナカショー
10
前回の事件から追われる身となった由宇と闘真。由宇と闘真が少しずつ絆を深めていく所とかは闘争劇の最中でも癒されてとても良かったです。とんでも科学もここまで読ませる力があると説得力が増すような気がしてとても楽しく読むことができました。気になる幕引きで終わってしまったので続きがどうなるやら楽しみです。2020/11/29
ロック
9
核兵器を無力化する装置を巡って伝説の傭兵部隊「七つの大罪」と遺産対策組織「海星」が、手がかりを持つであろう由宇を狙って動き出す。逃避行第1弾からいきなりの大ピンチ。由宇は活動限界、闘真もちょっと能天気という不安になる内容でもあったと思う。またいろんなキャラが動き出してどこに向かっているのか予測出来ないのは良い意味で面白かったと思う。そして今回も遺産を使ったバトルにとんでも科学、中二全開だったけど想像するのが楽しく書かれているので良かったと思う。6巻は闘真が由宇の為に全力で戦うに期待ですね。出番もっと欲しい2022/06/05
Natsumi
7
図書館




