出版社内容情報
むつみと俊彦は人もうらやむ恋人同士。ある下校時、俊彦がむつみを崖から突き落としたことにより、頭の上に燃えるような青い火を見るようになってしまった。次第に火と人の命の関係が徐々にわかるようになり――「青い火の怪」。明治時代、目を撃たれたヘビが仕返しに来るという言い伝えのある村に住むサツキ。サツキの祖父はうわばみの目をついていた。サツキの学友の洋子は新しい母親のところへもらわれていき、いよいよ復讐が始まる――「ヘビ少女の怪」。
【目次】
目次
青い火の怪
ヘビ少女の怪
楳図かずおのゾク~っとする部屋
内容説明
むつみと俊彦は人もうらやむなかよしだったが、ある日むつみが崖から落ちた。それ以降、むつみは人の頭上に青い火を見るようになる「青い火の怪」。昔、ヘビの目を撃った男がヘビのようになって死んだという言い伝えのある村に住むサツキ。サツキの学友の洋子が新しい母親のところへもらわれることになり、少しずつ洋子に異変が起こり始め―「ヘビ少女の怪」。楳図かずおが生前に全巻の収録作品を選んだ決定版ホラーアンソロジー。
著者等紹介
楳図かずお[ウメズカズオ]
1936年、和歌山県高野町に生まれ、奈良県五條市で育つ。小学校4年生で漫画を描き始め、高校3年生の時、『別世界』『森の兄妹』をトモブック社から単行本で出版し、デビュー。『へび少女』『猫目小僧』などのヒット作により、“ホラー漫画の神様”と呼ばれる。『漂流教室』ほかで小学館漫画賞受賞。その他、タレント、歌手、映画監督など多数の肩書きを持ち、様々なジャンルで活躍した。2018年、『わたしは真悟』で仏・アングレーム国際漫画祭「遺産賞」受賞。また同年度、文化庁長官表彰。23年、第27回手塚治虫文化賞特別賞受賞。25年、第54回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞受賞。24年10月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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