出版社内容情報
みやこ高校新聞部のエミ子が怪異を追う高校生記者シリーズの中から、映像化された「うばわれた心臓」ほか、「われたつり鐘」「サンタクロースがやって来る」「雪山のまねき」など、少女たちの恐怖を描くオムニバス形式の短編に加え、「4年めがこわい」「灰色の待合室」を加えた全12作を収録。
【目次】
目次
うばわれた心臓
顔を見ないで
毒ガ 『平凡』
こわい絵
われたつり鐘
みにくい人
とりつかれた主役
夜あるく者
サンタクロースがやって来る
雪山のまねき
4年目がこわい
灰色の待合室
楳図かずおのゾク~っとする部屋
内容説明
みやこ高校新聞部の新井エミ子が、同じ新聞部の仲良しコンビ夏彦と怪異に遭う高校生記者シリーズの中から、映像化された「うばわれた心臓」ほか、「われたつり鐘」「サンタクロースがやってくる」「雪山のまねき」などを収録。理科室や先生の家、病院や帰省先、キャンプ場や学校の演劇部の舞台で起こる怪異に遭遇した少女たちの恐怖を描く、オムニバス形式の短編に加え、「4年めがこわい」「灰色の待合室」を加えた全12作。
著者等紹介
楳図かずお[ウメズカズオ]
1936年、和歌山県高野町に生まれ、奈良県五條市で育つ。小学校4年生で漫画を描き始め、高校3年生の時、『別世界』『森の兄妹』をトモブック社から単行本で出版し、デビュー。『へび少女』『猫目小僧』などのヒット作により、“ホラー漫画の神様”と呼ばれる。『漂流教室』ほかで小学館漫画賞受賞。一方、『まことちゃん』でギャグの才能も発揮。その他、タレント、歌手、映画監督など多数の肩書きを持ち、様々なジャンルで活躍した。2018年、『わたしは真悟』で仏・アングレーム国際漫画祭「遺産賞」受賞。また同年度、文化庁長官表彰。23年、第27回手塚治虫文化賞特別賞受賞。25年、第54回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞受賞。24年10月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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