角川文庫<br> 猫目荘のまかないごはん―私の選択と肉じゃがコロッケ

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角川文庫
猫目荘のまかないごはん―私の選択と肉じゃがコロッケ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041161869
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

夫に卒婚を提案した利恵は、まかないつきの下宿屋「猫目荘」にやって来た。離婚するか否か答えは出ないが、人に作ってもらう食事は新鮮。自身の料理欲を満たすべく昼食会を主催するのも楽しい。タコライス、鮭のホイル焼き、鶏肉と香味野菜の冷やしうどん。妻や母の役割から離れ、自分を取り戻そうともがく利恵に、息子の思わぬ宣言が――。“普通”の呪縛がしんどいすべての人たちに贈る、一歩前に踏み出す勇気をくれる物語。



【目次】

目次
第一話 ゆく春に、あこがれ抱きひとり旅
第二話 五月雨に、中華の宴に惑う夜
第三話 夏青葉、ふたつの笑みを写し取る
第四話 秋の蝉、夫のつくったビーフシチュー
第五話 冬空と、三つのルールときりたんぽ
第六話 巡る春、ふたりの道を探す旅

内容説明

夫が卒婚を提案した利恵は、まかない付きの下宿屋「猫目荘」にやって来た。離婚するか否か答えは出ないが、人に作ってもらう食事は新鮮。自身の料理欲を満たすべく昼食会を主催するのも楽しい。タコライス、鮭のホイル焼き、鶏肉と香味野菜の冷やしうどん。妻や母の役割から離れ、自分を取り戻そうともがく利恵に、息子からの思わぬ宣言が―。“普通”の呪縛がしんどいすべての人に贈る、一歩前に踏み出す勇気をくれる物語。

著者等紹介

伽古屋圭市[カコヤケイイチ]
1972年大阪府生まれ。第8回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞した『パチプロ・コード』(文庫化にあたり『パチンコと暗号の追跡ゲーム』に改題)で、2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Karl Heintz Schneider

40
前作に続くシリーズ第三弾。表題作でもある第一話では卒婚した50歳の女性が入居する。「毎日料理をしなくてもいい生活とはどんなものだろう。」一人息子が就職して家を出て夫と二人暮らしになったとき夫のためだけに毎日食事を作り続けることに疑問を抱くように。朝夕にまかないがつく猫目荘では入居時だけメニューをリクエストできる。彼女がリクエストしたのはコロッケ。なんて地味な!せっかくのチャンスなのにもったいない。そう思ってしまうのは私が男だからだろうか。私ならたぶん煮物系、筑前煮なんかいいな。サバの味噌煮も食べてみたい。2025/10/18

よっち

23
夫に卒婚を提案して下宿屋「猫目荘」で新たな生活を始めた、自分自身の人生を見つめ直す女性・利恵の物語を描いた第3弾。離婚するか否か答えは出ないものの、料理を通して自分の欲求や喜びを再発見し、住人たちとの交流の中で少しずつ自分の人生のあり方を考えていく利恵。そんな彼女でも息子の思わぬ宣言に驚かされるのも無理はないな…と思いましたけど、様々な人物の結婚観が描かれる中、固定観念に疑問を持ち、自分の幸せは自分で選び取るもので、これまでにない形の結婚も自由で尊重されるべきものだと気づいていく姿には考えさせられました。2025/10/14

陽ちゃん

7
シリーズ3作目。今回は、卒婚のために「猫目荘」にやって来た50代の利恵が、1年をかけて今後の生き方を模索します。猫目荘の賄いごはんに感激しながらも、料理をしたい衝動に駆られて昼食会をしたり、趣味を見つけようと藻掻いたりする利恵ですが、息子からの告白に衝撃を受け⋯。それを期に周囲の人達の結婚観を聞き、色々考えた末に彼女が出した結論は⋯。「猫目荘」の大家2人も新たな一歩を踏み出すことにしたようで、おめでたいラストでした。2025/10/26

TOMTOM

3
本棚に1、2巻はあるけれども内容が思い出せない…。う~ん買うべきかどうか迷ったけれども購入。今回はインパクト大!結婚とは、幸せとはとのテーマで多様なパートナシップの有り様を問いかける。今回の主人公は卒婚し猫目荘で別居を始めた女性。彼の息子の結婚観や、若者たちの結婚観、一方で息子の彼女の親の結婚観などなど、さまざまな角度で「結婚」と「固定観念」をぶった切っています。面白かったです。2025/09/25

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