出版社内容情報
気象庁と民間気象会社の予報の食い違いから、少女集団遭難という前代未聞の悲劇が発生する。天候が急変した山中に少女と共に失踪した官僚は、同僚の水鏡瑞樹に謎の書類を預けていた。新進の民間気象会社の驚異的な予報的中率のからくりとは? 人命さえ軽んじる霞が関の巨悪に、文科省ヒラ職員が立ち向かう!
【目次】
水鏡推理IV アノマリー
解説 宇田川拓也
内容説明
更生プログラムの一環として登山をしていた少女たちが、気象庁と民間気象会社の天気予報の食い違いから、集団遭難してしまう。天候が急変した山中で少女たちとともに消えた浅村は、部下の水鏡瑞希に封筒を預けていた。そこには過去の予報天気図と気象会社の格付けコンペを行ったときの写真が入っていた―。新進の気象会社の驚異的な予報的中率のからくりとは?少女たちの命を救うため、文科省ヒラ職員が巨悪に立ち向かう!
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部を超える人気作となった。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化され、さらにブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞、17年には吉川英治文庫賞候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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