出版社内容情報
中央区日本橋に住むOL,三上舞衣が行方不明になった。警視庁刑事部捜査一課の西弘毅警部補は、所轄の和田ともに彼女の行方を追っていた。彼女の足取りは、六本木のホテル以降消えていた。そこで、ホテルから出てきた車に目を付け、車の持ち主・山川に事情を聞くことにする。すると、ホテルから出た後、友人と川に行ったというのだ。西は、山川たちの行った川を捜索し、三上舞衣の遺体を発見する。殺した犯人は誰なのか……。調べていく内に、「藤森駿」という大物議員の秘書の名前が挙がってくる。藤森を調べようとするも、捜査本部から西は外されてしまう。一方、御茶ノ水警察署からの電話に出た西は、「息子さんを逮捕しました」と言われる。捜査と家庭の間で揺れ動く西はどう動くのか――。
【目次】
内容説明
日本橋に住む女性が行方不明になった。警視庁捜査一課の西警部補が、その女性の交友関係を追っていくと、湖から遺体が発見される。捜査が進むにつれ、大物議員秘書の名前が挙がってくるものの、数日前の停電の影響で確実な証拠がない。さらに彼を調べようとした途端に捜査から外されてしまう。一方、御茶ノ水警察署から西の大学生の息子を逮捕したと電話がかかってくる。捜査と家庭の間で揺れ動く西が取った行動とは―。
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1947年、東京都生まれ。「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞、『絆』で日本推理作家協会賞、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。社会派推理小説や時代小説で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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