出版社内容情報
見晴らしの良い丘の上に建つ〈洋食屋オリオン〉。扉を開けると看板猫がお出迎え。この店の変わらぬ味は、客たちの思い出と結びついている。会ったことのない父親の葬儀に出た女性が、秘められた絆に気づくナポリタン。愛猫の介護をする主婦の、すり減っていく心をほっと温めるミートドリア。学校で居場所をなくした少年が、後悔とともに頬張る夏野菜のカレー。別れを経て、新しい一歩を踏み出す人々の揺れる心を丁寧に紡ぐ物語。
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COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書好き・本屋好き堂
9
シリーズ第2弾。 今回も洋食屋オリオンのお料理とデザートが美味しそうでたまらなかった😋 猫のネロも可愛いし💕 でも外で読むのは危険なほど号泣しながら読了😭 ラストは何だかとってもほっこりと心が温かくなった😊🍀2025/05/27
ユウハル
5
各話の主人公たちの人生の大事な場面に存在する洋食屋オリオン。どのメニューも美味しそうで読んでいるだけでお腹が空いてくる。そしてメニューごとにそれぞれの大事な思いが添えられていて、とても心に沁み入ってくる。とても大切な場所。2025/05/23
ゆり
4
ほっこりした空気がいい。オリオンのご飯描写は相変わらず美味しそうで、ナポリタンは匂いがしてきそうなほど。シリーズになるとは思っていなかったので、またオリオンの話を読めてよかったです2025/05/28
Toratora
1
⭐️⭐️⭐️2025/05/29