※個人の感想です

個数:
電子版価格
¥1,870
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

※個人の感想です

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月05日 05時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041156391
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

無責任な言葉とわかっていても、振り回されずにいられないのが私たち。切れ味抜群、なのに愉快でクセになる全4編。
―――
not for me(is myself)
フィットネス系YouTubeチャンネル「かなめジム」を運営するインフルエンサー・かなめは、読者モデル時代の同期の穂乃花から、信者のような熱量のおかしい人がコメント欄にいるから気をつけた方がいい、と忠告を受ける。いつでも正直に、ただ、伝え方に気を配って、優しく明るく発信をしてきたのに……。

純粋に疑問なんだけど
大好きな小説の編集部から「ノンフィクション部門 ネットメディア班」に異動し、インフルエンサーの書籍を担当するようになった若手編集者の野村。異動後はじめて出版のオファーをしたYouTuber・はしゆりは破天荒で、彼女のやることなすことすべて、野村にはわけがわからない。

「なんで怒らないんですか?」
「世間ずれしていない関さんの新鮮な感覚が必要」。衛星放送の番組制作も手がけるNPOで契約職員として働く関は、いまの職場環境に満足している。四十にもなって専門技術もない「平凡な主婦」を重宝して、新たな仕事まで任せてくれるのだ。ところがインターンに来ている大学生の小田嶋さんは、まったく異なる思いを抱いているらしい。

人の整形にとやかく言う奴ら
アイドルオーディション番組に参加して、ファイナル一歩手前で落ち、韓国の事務所を辞めて日本に戻ってきて五年。「ダンスクイーン」由良すみれは今、地元の学習塾で事務職をしている。普通の生活を取り戻せて本当に良かったし、同時に応援してくれたファンの人たち全員を今も愛している。愛と感謝を伝えるために残しているSNSアカウントに、この頃不穏な空気が漂い始めた。

内容説明

いつも明るくポジティブな動画を発信してきたフィットネス系インフルエンサー・かなめは、読者モデル時代の同期から「熱量がおかしい視聴者」に気をつけてと忠告を受ける。(not for me(is myself))衛星放送の番組制作も手がけるNPOの契約職員・関ちなみは、「平凡な主婦」を重宝してくれる職場に満足しているが、インターンの大学生からすると「底辺」な職場で「おばさんかわいそう」らしい。(「なんで怒らないんですか?」)推して、推されて、無責任な「感想」に振り回されて、抗って。氾濫する言葉と格闘する女性たちを描いた全4篇。

著者等紹介

伊藤朱里[イトウアカリ]
1986年生まれ、静岡県出身。2015年、「変わらざる喜び」で第31回太宰治賞を受賞。同作を改題した『名前も呼べない』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

158
タイトルが気になり読みました。伊藤 朱里、初読です。今時の若い女性、SNSのリアル、興味深く読みましたが、其れ以上の物はありませんでした。ところでBoysORGirlsグループブームは、なる早で終わって欲しいと私は思っています。※あくまで、個人の感想です(笑) https://www.kadokawa.co.jp/topics/13218/2025/03/06

pohcho

58
ユーチューブや出版関係、衛星放送の番組制作などを描いた四編の短編。韓流女性アイドルグループと女性お笑いコンビの話題が毎回登場する。ネット上でのやりとりも実際の会話も、今は本当に言葉の取り扱いに気をつけないと、と思う。言葉の応酬だけなのに、気がつけば全身血まみれ・・みたいなことにになっているのが恐ろしかった。少しでも触れると自分まで切られてしまいそうな鋭い短編集だった。2025/02/17

ででんでん

57
伊藤さん、かなり好きな作家さんだ。この作品は、一生懸命走って追いかけたつもりが、ゴールして振り返ったら、あれ、やっぱりちょっとわからなかったかも…という感じか。それでも「なんで怒らないんですか?」の関さんの独白「私は二度と、気持ちよく怒るために人の事情を利用しようと、無遠慮に伸ばされてくる手なんかには捕まらない。…だれにも明かさない。決して渡さない。私の怒りは私だけのもの。おまえらなんかに分けてやるかよ。」にはズキュンとやられた。やっぱり好きだ。2025/02/28

とよぽん

42
タイトルに興味を感じて借りた本だったが、表紙カバーに何となく予想と異なる印象が。パラパラ拾い読みをして、読む気になれなかった。次の予約の人に回してもらう。ごめんなさい。2025/03/31

iku

37
伊藤朱里さん初読み。3、4話目から俄然面白くなってきた。SNSやネットニュースは時間や感情の無駄使いと気付き時々眺める程度にまで使用を減らした。目にする投稿に対して持つ自身の怒りのような物にまで正当な理由や同じように考える人の意見を無意識に求めてしまうと読後改めて自覚させられた。「最初から何も知ろうとしなければ低コストに清潔に生きられる」って本当そうだな。個人の感想として色んな感想を持つのは自由だけど、一度でも公にしたならなかった事にはならないし、関西人が使う「知らんけど」の解釈と似ているのも共感できた。2025/03/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22386444
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品