著者等紹介
かとうあじゅ[カトウアジュ]
東京生まれ。絵本ワークショップ「あとさき塾」出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
86
コンクリートの割れ目から小さな花が咲いていたら、それはじっちょりんのしわざ。雑草と呼ばれるものにもちゃんと名前があって、可憐な花をつける。小さい小さいじっちょりんの目線で見る町は、花いっぱいの賑やかな世界。2017/06/08
seacalf
52
妖精なのか虫の化身なのか、不思議な生き物じっちょりん。彼らの身丈に合わせた世界で一緒につかの間の冒険を味わえる。ついこないだ読み終えたばかりのカタバミをはじめ、オオイヌノフグリ、タチツボスミレ、ナズナ、ハルジオン、ヒメオドリコソウ、カラスノエンドウ、今や迷惑な花として有名なナガミヒナゲシなどなど馴染みの春の草花がたっぷり登場。本当に身近でよく見ることが出来る草花ばかりなのが嬉しいのと、日常生活の思いもよらぬアングルと独特の画風で楽しませてくれる。2024/06/05
mug
48
じっちょりん春ver✿たねかばんに詰めた種を、隙間に蒔いていくじっちょりん家族。もしかして、あのお花の種かな~?と想像しながら読む。 個人的に一番面白かったのは、女の子の靴に乗って横断歩道を渡るシーン。 まるでベンチのように、リラックスして座っているけれど… 「いやいや、絶対振り落とされるでしょ~!呑気に座ってる場合じゃないでしょ!」と、気になって気になって😂 最後におにいちゃんじっちょりんが「ここ、まえにも きたことがあるよね!」と言っていたけれど…前作で種を蒔いたんだっけ??🤔2022/03/16
ブルちゃん
36
娘とわたしの好みど真ん中、天才的な絵本に出会った。存在も、ストーリーも、絵も、アイデアも、読む人を楽しませる工夫も素晴らしくて、お手紙書こうかな、、😍本屋さんで買いたい。偶然春の野花が咲く、今の季節に読めたのがまた最高😭2024/04/25
くぅ
33
息子にはそこまでハマらなかったみたいだけれど、私は好きだなー♡この世界に本当にじっちょりんが居たら…って考えるとそれだけで嬉しく幸せになる。うちの周りのあれこれもじっちょりんがしてくれたのかもね(๑´罒`๑)(今日から4歳3ヵ月)2021/08/07