出版社内容情報
川崎区の廃ビルで発見された身許不明の中年男性の遺体。
事件性なしと判断されるが、刑事の滝沢圭は死亡推定日時と遺品の壊れた腕時計が示す日付とのズレに事件性を疑っていた。
そんな中、遺体を引き取りに来た葬儀屋・御木本悠司が、これは自分の父親だと申し出る。
奇妙な偶然と遺体を目にした悠司が呟いた「殺したか」という言葉に疑念を抱いた滝沢は、独自に捜査を始めるが――疑惑と伏線が絡み合う社会派ミステリー!
内容説明
川崎区の廃ビルで発見された身許不明の中年男性の遺体。事件性なしと判断されるが、刑事の滝沢圭は死亡推定日時と遺品のとまった腕時計が示す日付とのずれに事件性を疑っていた。そんな中、遺体を引き取りに来た葬儀屋・御木本悠司が、これは自分の父親だと申し出る。奇妙な偶然と遺体を目にした悠司が呟いた「殺したか」という言葉に疑念を抱いた滝沢は、独自に捜査を始める―疑惑と伏線が絡み合う社会派ミステリー!
著者等紹介
天祢涼[アマネリョウ]
1978年生まれ。2010年『キョウカンカク』で第43回メフィスト賞を受賞し、デビュー。20年『あの子の殺人計画』で細谷正充賞、23年『謎解き広報課』で第18回酒飲み書店員大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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