角川文庫<br> 罪びとの手

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角川文庫
罪びとの手

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041151556
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

川崎区の廃ビルで発見された身許不明の中年男性の遺体。
事件性なしと判断されるが、刑事の滝沢圭は死亡推定日時と遺品の壊れた腕時計が示す日付とのズレに事件性を疑っていた。
そんな中、遺体を引き取りに来た葬儀屋・御木本悠司が、これは自分の父親だと申し出る。
奇妙な偶然と遺体を目にした悠司が呟いた「殺したか」という言葉に疑念を抱いた滝沢は、独自に捜査を始めるが――疑惑と伏線が絡み合う社会派ミステリー!

内容説明

川崎区の廃ビルで発見された身許不明の中年男性の遺体。事件性なしと判断されるが、刑事の滝沢圭は死亡推定日時と遺品のとまった腕時計が示す日付とのずれに事件性を疑っていた。そんな中、遺体を引き取りに来た葬儀屋・御木本悠司が、これは自分の父親だと申し出る。奇妙な偶然と遺体を目にした悠司が呟いた「殺したか」という言葉に疑念を抱いた滝沢は、独自に捜査を始める―疑惑と伏線が絡み合う社会派ミステリー!

著者等紹介

天祢涼[アマネリョウ]
1978年生まれ。2010年『キョウカンカク』で第43回メフィスト賞を受賞し、デビュー。20年『あの子の殺人計画』で細谷正充賞、23年『謎解き広報課』で第18回酒飲み書店員大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

annzuhime

35
廃ビルで発見された身元不明の遺体。引き取りに来た葬儀屋が遺体は自分の父親だと言う。死亡時間を不審に思った刑事が事件性を疑う。しかし葬儀屋はすぐに火葬をすると決める。タイムリミットは火葬まで。それまでに真相を暴けるか。なんか思ったより入り込めない話だった。登場人物に共感できなくて。でも葬儀屋の仕事の奥深さを知れて良かった。2024/10/29

akiᵕ̈

33
周りから慕われていた葬儀屋の元社長の死体が見つかり、事件性がないという判断にいくつかの疑問を抱いた捜一の滝沢は、跡を継いでいる息子の悠司とその周りの関係者に独自に聞き込みをしていく。生前、葬儀はしなくていいと言われていたにも関わらず、葬儀を執り行う準備を進める悠司。それはナゼ?周りの関係者それぞれの物語も加わり、それぞれの思惑と様々なナゼ?に到達するまでのリーダビリティのキレが良く伏線回収も細やか。別の事件との繋がりや、複雑な人間模様の描写も綺麗にまとまっていてのラスト。とても深みのあるミステリだった。2024/08/27

よっち

28
川崎区の廃ビルで発見された身許不明の中年男性の遺体。事件性なしと判断されたものの、事件性を疑った刑事の滝沢圭が真相を追う社会派ミステリ。これは父親だと申し出た遺体を引き取りに来た葬儀屋・御木本悠司の気になる一言。遺体が火葬されるまでの96時間で真相を解明しないといけない制約がある中で、滝沢がその周辺事情について独自に捜査を始めてゆく展開で、葬儀屋関係者たちの仕事に対する想いも描かれる一方、垣間見えてくるいくつもの思惑も絡めながら、タイムリミットも近づく中で明かされた思わぬ真相と変わらぬ矜持が良かったです。2024/09/17

ジンベエ親分

21
お?この作家、葬儀屋を題材にした作品は前にも書いてたな、と思いながら作家買い。この作家の作品は最近はハズレがない。まあトリックはちょっと反則気味だし、有給を取ってまで事件を追う刑事の動きにも無理がある気がしないではないが、捜査対象となる葬儀社の人々の描写が良い。彼らの仕事に対する誇りや矜持が事件の謎に直結する終盤は意外性もあり、読む手が加速した。章ごとに語り手が変わる形式で、最初は人間関係が分からず当惑したが、キャラ描写が明瞭なので話について行くのに苦労はなかった。それにしてもあの人がな~。面白かった。2024/11/17

ツバサ

12
最初から最後まで見事に作者の思惑通りに転がされた。見事なミステリでした。一つの事件を色々な人物から捉えて徐々に見えてくる、じりじりと焦らしてくる展開が良すぎた。真実、意図に関して明かされた時に見事にしてやられた感じが嬉しかったです。2024/08/29

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