出版社内容情報
大正十三年、宗教哲学者の柳宗悦が住む京都の家で女中奉公をはじめた少女サチ。ある日、河井寛次郎という陶芸家が柳家に来訪する。英国帰りの陶芸家・濱田庄司も同席し、男たちはすぐに意気投合した。彼らは共に小道具市を巡り、「下手物」すなわち日用の品に自由な美を見出し、それらを「民藝」と名付けた。薄汚れた古布や、埃にまみれた陶磁器に感嘆し、その美を世に提唱する三人の姿に驚かされるサチ。佳き品々に満ちた柳家での暮らしと、美を愛する人々との出会いを経て、彼女自身もやがて「民藝」に魅せられていく。百年前の京都で、新たな美「民藝」の世界を切り開いた人々の情熱と輝きの日々を描く歴史長編。
【目次】
1 来訪者
2 朝市
3 ラムール
4 民藝
5 五条坂
6 日常の美
7 ベルリン
8 仲間たち
9 霧の中
10 野薔薇
11 坂道
内容説明
百年前の京都、歴史を変えた奇跡の出会い。大正十三年、宗教哲学者の柳宗悦が住む京都の家で女中奉公をはじめた少女サチ。ある日、河井寛次郎という陶芸家が柳家に来訪する。英国帰りの陶芸家・濱田庄司も同席し、男たちはすぐに意気投合した。彼らは共に小道具市を巡り、「下手物」―日用の品に自由な美を見出し、それらを「民藝」と名付けた。薄汚れた古布や、埃にまみれた陶磁器に感嘆し、その美を世に提唱する三人の姿に驚かされるサチ。佳き品々に満ちた柳家での暮らしと、美を愛する人々との出会いを経て、彼女自身もやがて「民藝」に魅せられていく。
著者等紹介
朝井まかて[アサイマカテ]
1959年、大阪府生まれ。2008年『実さえ花さえ』でデビュー。14年『恋歌』で第150回直木賞、16年『眩』で第22回中山義秀文学賞、18年『雲上雲下』で第13回中央公論文芸賞、『悪玉伝』で第22回司馬遼太郎賞、21年『類』で第71回芸術選奨文部科学大臣賞と第34回柴田錬三郎賞など、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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