角川文庫<br> 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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角川文庫
殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

  • 五条 紀夫【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041150085
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

自身の身代わりとなった親友・セリヌンティウスを救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならないメロス。しかし妹の婚礼前夜、新郎の父が殺された。現場は自分と妹しか開けられない羊小屋。密室殺人である。早く首都へ戻りたいメロスは、急ぎこの事件を解決することに!? その後も道のりに立ちふさがる山賊の死体や、荒れ狂う川の溺死体。そして首都で待ち受ける、衝撃の真実とは? 二度読み必至の傑作ミステリ!

内容説明

メロスは推理した―!自身の身代わりとなった親友を救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならないメロス。しかし妹の婚礼前夜、新郎の父が殺された。現場は自分と妹しか開けられない羊小屋。密室殺人である。早く首都へ戻りたいメロスは、急ぎこの事件を解決することに!?その後も道のりに立ちふさがる山賊の死体や、荒れ狂う川の溺死体。そして首都で待ち受ける、衝撃の真実とは。二度読み必至の傑作ミステリ!

著者等紹介

五条紀夫[ゴジョウノリオ]
2023年、新潮ミステリー大賞の最終候補となった『クローズドサスペンスヘブン』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青乃108号

247
著者は知らなかったんだけど、あの「チクワ」の人だったのね。まああまり関係ないけど。オチャラケたタイトルの作品だから、てっきり全力で笑わせにかかるパロディー作品かと思えばあにはからんや。主要人物以外の登場人物の名前はふざけているものの、ストーリーは本家「メロス」をなぞりながら無理矢理捩じ込まれた殺人事件に数々巻き込まれ、無理矢理推理せざるを得ない状況にぼやきながらも天性の推理能力によって見事解決しながらメロスは走る。親友の命を救う為に。約束を果たす為に。熱い。熱いぞ。頑張れメロス!果たして間に合うか!2025/07/04

麦ちゃんの下僕

154
あの太宰治の傑作短編『走れメロス』のほぼ全文を(順番の入れ替えはありつつ)概ねそのまま用いながら、合間合間に“殺人事件”を挿入するだけでまさかこれほど笑える“バカミス”になるとは!?(←褒めてます) 何といってもモブキャラのネーミングが酷すぎる!(←褒めてます)…特に第4話は近代文学の知識がある方は爆笑必至!? 探偵役を務めるメロスの“迷推理”に苦笑しつつも、原作以上にキャラ立ったメロスが良いですね(笑) 一方では「ダモクレスの剣」など勉強になるエピソードも…五条さん、侮れません!2025/04/11

hiace9000

144
偉大なる名著・太宰治『走れメロス』への満腔のオマージュ感と、トリビアルかつシリアスな史実をふまえつつ、完全に人を食ってる必笑喜劇ミステリー。『…チクワ…』からの本作、”読みで笑かす”五条さんの攻めた文章センス、マジ掛け合いにマジウケる。脳ミソ筋肉派ながら邪悪に対して人一倍敏感なメロスは、人を見捨てず、それゆえ事件に巻き込まれ、友情と信実のために推理する―のである。原本の引用を巧みに絡めて格調を高め、原本では描き得なかった背景を加え作品世界をより拡張している。勇漢メロスの魅力は、読後いや増し高まるのである。2025/06/08

やっちゃん

111
登場人物の名前に笑、イブセマスって最高。ドヤ顔で解答編始めてもいつも間違えるし突然でてきた第三者が犯人とかもう面白すぎる。ギャクミステリですね。2025/07/10

yukaring

92
「何だコレ?!」と思わず突っ込みたくなるコメディ仕立ての『走れメロス』親友セリヌンティウスを救うために走らなければいけないのに、矢鱈めったらと殺人事件に巻き込まれるメロスに笑える。羊小屋の密室殺人、道中で山賊が殺される事件、荒れ狂う川の溺死体。推理など縁のなさそうなフィジカルで単細胞な正義の人メロスが何故かどの事件も見事に解決。そして首都についてからも待ち受ける試練。彼は親友と自らを救えるのか?イモートア、ゾクノボス、ミタンデスとユーモア溢れるネーミングにもニヤリ。こんなコミカルなメロスも悪くないかも。2025/04/16

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