出版社内容情報
商家の娘ラヴィは幼い頃に伯爵子息のシリルに一目惚れした。
しかし彼とは音信不通になり7年後。
王立騎士団でシリルと偶然再会したが、穏やかな性格は一変しラヴィを「知らない」と冷徹な態度。
それなら思い出してもらおうと奮闘するうちある事件に首を突っ込み……
「まったく君って人は」とため息をつかれたうえ
「君から目が離せない」と迫られ!?
猪突猛進娘と本当は世話焼き騎士の、振り回されるのはどっち!? ラブコメ!
内容説明
商家の娘ラヴィは幼い頃に伯爵子息のシリルに一目惚れした。しかし彼とは音信不通になり7年後。王立騎士団でシリルと偶然再会したが、穏やかな性格は一変しラヴィを「知らない」と冷徹な態度。それなら思い出してもらおうと奮闘するうちある事件に首を突っ込み…「まつたく君って人は」とため息をつかれたうえ「君から目が離せない」と迫られ!?猪突猛進娘と本当は世話焼き騎士の、振り回されるのはどっち!?ラブコメ!
著者等紹介
雨咲はな[アマサキハナ]
愛知県出身。『鳴かぬ緋鳥の恋の唄』(富士見L文庫)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nishiyan
11
賊に襲われたところを助けてくれた伯爵令息シリルに一目ぼれした商家の娘ラヴィ。身分差はあるものの文通など交流を深めていた矢先に音信不通となって七年経ったある日、王立騎士団で偶然に再会するのだが、塩対応の彼に自分を思い出してもらおうと奮闘した結果、ある事件に巻き込まれて…というラブコメディ。猪突猛進ガールなラヴィは腹黒騎士団長の策謀もあって、シリルを振り回しながら事件に首を突っ込む姿は楽しい。捜査の過程で二人が過去の思い出に花を咲かせたりと適度にいちゃつくところも微笑ましかった。二人のその後が是非、読みたい。2024/06/07
ぐっち
10
かつて文通していた少年と再会したら、「冬狼」とあだ名がつくほどの冷徹騎士になっていた。ラヴィの押しの強さとみのほどのバランスが良く、読んでて楽しかったです。2024/06/15
ことり
6
命を救ってくれた男の子に恋したものの、貴族と平民という身分差、そして彼に襲いかかった悲劇によって、離れ離れになった二人。小さい頃のエピソードからしっかり積み上げるから、再会後のシリルの冷たい言動も、迷惑にならないように避けてるのかな?と感じられた。事件捜査もロマンスとハラハラの塩梅が良くて面白かったな。 ラヴィは猪突猛進ヒロインだけど、シリルの為に頑張りたい!という気持ちが魅力的に映る女の子で良かった!2024/06/30
いきもの
1
面白かった。ラブコメではあるけど、根っこのところは真面目というか、すごく堅実な話作りをしてると思った。上げどころ下げどころがしっかりしていて読んでいて安定感がある。強いて言うなら安定感がありすぎて、もうちょっとパンチが欲しかったかも。2024/09/26