角川スニーカー文庫 Ｔｉｅｒ１姉妹―有名四姉妹は僕なしでは生きられない

紙城 境介【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2024/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 376p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041149751
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

校則違反のバイトがバレた苦学生・君永織見。退学免除のために理事長宅の家事代行をすることになったのだが――
その吉城寺家には、誰もが憧れる才能を持つ美少女四姉妹が住んでいた！
絵師VTuber・長女菊莉。人気配信者・次女蘭香。プロゲーマー・三女梅瑠。天才声優・四女竹奈々。
しかし才能の代わりに、食事はデリバリー、下着は脱ぎっぱなし、気づけば織見と同じベッドで寝ていたりと生活面は自由奔放で!?
姉妹の“素の顔”に惑わされつつも、その家事能力で信頼を得ていく織見に、１通のメッセージが届く。
『今度も、私を選んでくれるよね？』
一つ屋根の下、四姉妹を巡る運命が動き出す！

内容説明

校則違反のバイトがバレた苦学生・君永織見。退学免除のために理事長宅の家事代行をすることになったのだが―その吉城寺家には、誰もが憧れる才能を持つ美少女四姉妹が住んでいた！絵師ＶＴｕｂｅｒ・長女菊莉。人気配信者・次女蘭香。プロゲーマー・三女梅瑠。天才声優・四女竹奈々。しかし才能の代わりに、食事はデリバリー、下着は脱ぎっぱなし、気づけば織見と同じベッドで寝ていたりと生活面は自由奔放で！？姉妹の“素の顔”に惑わされつつも、その家事能力で信頼を得ていく織見に、１通のメッセージが届く。『今度も、私を選んでくれるよね？』一つ屋根の下、四姉妹を巡る運命が動き出す！

著者等紹介

紙城境介［カミシロキョウスケ］
京都府出身。ラノベミステリーでデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

校則違反のバイトがバレた苦学生・君永織見。退学免除のために誰もが憧れる才能を持つ美少女四姉妹が住む理事長宅の家事代行をする青春ラブコメ。絵師VTuber長女菊莉。人気配信者次女蘭香。プロゲーマー三女梅瑠。天才声優四女竹奈々。才能溢れる一方で家事が壊滅的な彼女たちのお世話をする中で、姉妹の素の顔に惑わされながら、家事能力と面倒見の良さで面倒で重い彼女たちの信頼を得ていく織見。親友・三鷹の存在も今回の肝でしたけど、メッセージを送ったのは誰か、彼女たちとこれからどのような関係を築いていくのか今から楽しみですね。

2024/11/02

[わたー]

★★★★☆面白かった。連れカノの著者がおくる新たなラブコメは、それぞれが異なる才能を持つインフルエンサーな4姉妹と、彼女たちの生活をハウスキーパーとして支える主人公とのラブコメ。ただのラブコメではなく、4人の中に主人公と幼いころ付き合っていた人物がいるという犯人当てミステリ要素の含まれたものになっていて、やはり著者はミステリが書きたいんだろうなと思うほど。所謂、五等分フォロワーの作品という分類にはなるのかもしれないが、ミステリに造形の深い著者だからこそ、謎部分のクオリティは非常に高かったと思うが、

2024/11/21

[サキイカスルメ]

バイトしていたことが学校にバレてしまった男の子が、理事長直々に娘たちの家事代行を頼まれたが、自分の忘れていた過去への思わせぶりなメールも届いて始まる物語。ヒロインたちが抱える事情、誰がヒロインなのか読者も考えていく展開、面白かったです！言葉の責任を取らされるお話なのかもしれないなと感じました。主人公の言動がヒロインによってかなり変化していて、彼自身不安定な部分があるというのも伝わってきましたね。甘えをメンヘラと切り捨てられた時に「辛い…嫌いって言葉コワイ…ホメテノバシテ」ってなりました。

2024/11/20

[イシカミハサミ]

事情により、 学校の理事長の家で家政夫をすることになった主人公。 家にはそれぞれの分野で輝く４姉妹。 コメディとシリアスのバランスのいい作品はどれも面白い。 スニーカー文庫でストレスなく読めた作品はかなり久しぶり。 まだ続きそうな雰囲気もあるので楽しみにしています。 ミステリー要素をどう足せるのかは気になるところだけれど。

2024/11/27

[真白優樹]

全国模試一桁常連ながらとある事情から校則で禁止のバイトに励む少年が、学校でも人気の四姉妹のいる理事長の家でバイトする事になり始まる物語。―――あの日の傷、言えぬ思いを星にして。　ぶつかり合い寄り添い始まる生活の中、ひとつの写真から過去が絡まりだす物語であり、一筋縄ではいかぬ中々に奥深い面白さがある物語である。一人、あの日の相手の候補は外れる中、忘れた過去を持つ者はすぐ側に。果たしてあの日選んだのは誰なのか。その真実が明かされた時、そこにはどんな恋が待っているのか。 次巻も須らく期待であるべし。

2024/11/01