おおエルサレム!―アラブ・イスラエル紛争の源流〈上〉 (新版)

個数:
電子版価格
¥4,400
  • 電子版あり

おおエルサレム!―アラブ・イスラエル紛争の源流〈上〉 (新版)

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月29日 14時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 464p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041149348
  • NDC分類 228.5
  • Cコード C0022

出版社内容情報

アラブ、ユダヤ、イギリス、当事者たちの膨大な証言をもとに、ユダヤ人国家建設を巡る衝突の一年を再構築する。

ユダヤ人機構、アラブ諸国、イギリス、国際連合、それぞれの思惑が交錯する中で、ユダヤ人国家建設は何をもたらし、何を奪ったのか? 1947年11月27日、パレスチナ分割案採択からイギリス軍撤兵までの五か月、長く多民族が共生してきた聖都エルサレムではテロと衝突が繰り返されていた……。『パリは燃えているか』で世界的な注目を浴びたジャーナリストコンビが、膨大な取材をもとにイスラエル建国前後の激動の一年を辿る。

上巻解説・大治朋子

第一部 聖地の分割――一九四七年十一月二十九日
第二部 金と武器――一九四八年冬
第三部 エルサレム包囲――一九四八年春
第四部 聖都のための戦い――一九四八年五月十四日~七月十六日

内容説明

1947年冬、一つの決議がこの地の運命を変えた。ユダヤ人機関、アラブ諸国、イギリス、国際連合、それぞれの思惑が交錯する中で、ユダヤ人国家建設は何をもたらし、何を奪ったのか?1947年11月29日、パレスチナ分割案採択からイギリス軍撤兵までの約半年、長く多民族が共生してきた聖都エルサレムではテロと衝突が繰り返されていた…。『パリは燃えているか?』で世界的な注目を浴びたジャーナリストコンビが、膨大な取材をもとにイスラエル建国前後の激動の一年を辿る。

目次

プロローグ
第1部 聖地の分割―一九四七年十一月二十九日(ニューヨークのスケート場;「ついにわれわれは自由の民となった」;長い苦難のみち;「チチ キロニ ツイタ」;プラハのパ・ド・ドゥー;聖書と拳銃)
第2部 金と武器―一九四八年冬(「エルサレムを絞め殺すのだ」;「あんなに長いあいだ、あたしたちは隣人だったではないの?」;ハガナのサンタ・クロース;不条理への旅;「市街へのみちにある、バブ・エル・ウェドよ」;ゴルダ・メイアーの二十五の「ステファン」;「救済は空から訪れる」)
第3部 エルサレム包囲―一九四八年春(エルサレムの外人部隊兵;一閃の白光;外交官たちの一階の部屋 ほか)

著者等紹介

コリンズ,ラリー[コリンズ,ラリー] [Collins,Larry]
1929年、アメリカ・コネティカット州生まれ。イェール大学を卒業後、UPI中東特派員として4年間パレスチナに滞在する。その後、ニューズウィーク誌のパリ支局長として世界各地で活躍。54年、ラピエールと知り合い意気投合。65年に『パリは燃えているか?』を発表し、世界中で話題となる。同書につづきラピエールとの共著で発表したノンフィクション『さもなくば喪服を』『今夜、自由を』もベストセラーとなった。2005年没

ラピエール,ドミニク[ラピエール,ドミニク] [Lapierre,Dominique]
1931年、フランス生まれ。パリ・マッチ誌の特派員として活躍し、ニューヨーク、リオ・デ・ジャネイロ、モスクワなどを取材のために飛び回る。熱心な慈善家としても知られ、81年にはインドに子どものための人道支援団体を設立、スラム街のハンセン病患者の救済に尽力した。2022年没

村松剛[ムラマツタケシ]
評論家。筑波大学名誉教授。1929年生まれ。東京大学大学院文学研究科仏語仏文学専攻博士課程修了(59年)。大学院在学中から文芸評論家として活躍。58年には遠藤周作らと「批評」を創刊する。ナチズムに対する関心から、61年アイヒマン裁判傍聴のためイスラエルへ赴く。94年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

100名山

5
戦勝国によってエルサレムを分割しユダヤ人国家認めた当時の目撃者二千人以上から米仏二人の記者がインタビューして纏められたドキュメンタリーです。ただ私には名前だけではパレスチナ人かユダヤ人か分からず読み辛かったです。上巻はディール・ヤッシンの大虐殺で終わりますが、実行した指導者メナヘム・ベギンは戦後右派政党リクードを立ち上げ、現在のベンヤミン・ネタニヤフが率いる政党です。ユダヤ人もパレスチナ人も普通に暮らしていたのにその日から第二次世界大戦の余剰武器を買い漁り相互に虐殺を繰り返していく様が描かれます。2025/05/02

田中峰和

5
1947年11月29日に国連総会でパレスチナ分割決議案が採決された。票集めに躍起となる両陣営の姿から物語は始まる。決議案採決の日、ユダヤ人たちが踊りに興じる中、初代首相となるベン・グリオンはアラブ人の攻撃を予期して戦闘の準備を始めていた。第二次世界大戦で廃棄処分とされる武器の密輸は、スパイ小説のようにドキドキさせる。倜陣営への散発的攻撃で、一般市民が犠牲となる。現在進行中のパレスチナ・ガザ地区と同じ。当時は英国軍が統治しており、イラクの米軍のような存在だった。数に勝るアラブ人といかに戦うか。迫真のルポだ。2024/09/17

Go Extreme

3
聖地の分割―1947年11月29日: ニューヨークのスケート場 ついにわれわれは自由の民となった 長い苦難のみち チチキロニツイタ プラハのパ・ド・ドゥー 聖書と拳銃 金と武器―1948年冬: エルサレムを絞め殺すのだ ハガナのサンタ・クロース 不条理への旅 ゴルダ・メイアーの25のステファン 救済は空から訪れる エルサレム包囲―1948年春: エルサレムの外人部隊兵 一閃の白光 外交官たちの一階の部屋 老人と大統領 地獄のなかの家 夜の飛行場 昨夜殺したアラブ人のひとり 静かな村の最期の夜 戦争へのみち2024/08/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21987477
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品