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出版社内容情報
「絶交です。大嫌いです! 二度と私に顔を見せないでくださいね!」「分かったよ。もう会わないようにしよう」
イギリスの学校で親しくなった久東聡太とアメリア・リリィ・スタッフォード。楽しい時間を過ごす中、聡太から日本に帰ることを聞いたリリィは怒りだし喧嘩別れしてしまう。
それから半年後、リリィは聡太の高校に留学し、さらに彼の家をホームステイ先に選んでいた。突然の再会とリリィとの同棲生活に戸惑いながらも聡太が「何しに日本へ?」と問いただすと、頬を赤らめたリリィから「はなよめしゅぎょう、です」と告げられて……。
内容説明
「絶交です。大嫌いです!二度と私に顔を見せないでくださいね!」「分かったよ。もう会わないようにしよう」イギリスの学校で親しくなった久東聡太とアメリア・リリィ・スタッフォード。楽しい時間を過ごす中、聡太から日本に帰ることを聞いたリリィは怒りだし喧嘩別れしてしまう。それから半年後、リリィは聡太の高校に留学し、さらに彼の家をホームステイ先に選んでいた。突然の再会とリリィとの同棲生活に戸惑いながらも聡太が「何しに日本へ?」と問いただすと、頬を赤らめたリリィから「はなよめしゅぎょう、です」と告げられて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
33
留学先のイギリスの学校で親しくなったリリィと喧嘩別れしたまま、日本に帰国した久東聡太。半年後、リリィは聡太の高校に留学し、さらに彼の家をホームステイ先に選ぶ青春ラブコメ。突然再会したリリィとの同居生活に戸惑い、リリィの目的が実は花嫁修業だと聞いてさらに深まる困惑。イギリス時代は恋人同士認識していたリリィと、友人だと思っていた聡太という根本的な認識のズレが埋まらないまま、聡太をからかう美聡を意識して、すれ違いや負けず嫌いが加速する2人の関係。意外と難易度が高そうですが、聡太にいかに気づかせるのか続巻に期待。2024/05/01
まっさん
25
★★★☆ イギリスへの留学時代に親しくしていた貴族令嬢・アメリアが日本に留学する事に。別れの間際、絶交を告げられる程の大喧嘩をした聡太は、彼女がホームステイ先に自身の家を選んだ事に驚く。「何しに日本へ?」との問いに、彼女は顔を赤らめながら「はなよめしゅぎょう、です」と答えて… 桜木桜先生の描くラブコメは本当に甘々でヒロインが可愛らしくて良いですね。今作は一応同居物の枠組みに入る作品で、かつて異国の地で仲良くしていた女の子が突然日本に訪れるというもの。ただ、主人公側はあくまで友達であったという認識、そ→2024/05/30
しぇん
22
ヒロインが元々恋人のつまりなのと主人公が友達と思ってるすれ違い系ラブコメ。ヒロインが中々ポンコツで可愛かったですが、最後にまた勘違いするイベントが補強されてしまったので次巻でどうなってしまうのかな?と2024/05/25
真白優樹
16
イギリス留学中に仲良くなった貴族令嬢と喧嘩別れした少年が、彼を追いかけて留学してきた貴族令嬢と再会し始まる物語。―――恋人として、求めて。友人として、求めて。 恋人と思っているからこそぐいぐい来る貴族令嬢に、友人と思っているからこそ振り回される物語であり、割とドタバタの強い中にぐいぐい頑張るヒロインの魅力が詰め込まれている物語である。まだ気づかぬ、すれ違ったままの二人の関係への認識。いつかそれが明らかになる時、そこにはどんな展開が待っているのだろうか。この先のイベントとは。 次巻も勿論楽しみである。2024/05/02
ひぃす
14
前作の最後に本作の導入部が載っていたきっかけで。まぁ、まんまと乗せられているわけですが、冒頭部の印象を裏切ることなく、するっと読めました。「そうはならんやろ!」という点は、それなりにありつつも、ラブコメのツボは抑えていて「こういうのでいいんだよ」という印象。ちょっと思い込みが激しいリリィと、努めて勘違いしないようにしている聡太の戦い(?)ですが、はてさて、リリィは聡太の壁を崩せるのか。2024/06/15