角川文庫<br> 涅槃〈下〉

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角川文庫
涅槃〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041148624
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

直木賞受賞『極楽征夷大将軍』に到る、記念碑的歴史超大作
歴史は、常に勝者の都合によって捏造され、喧伝される。
織田と毛利の狭間で生き抜いた宇喜多直家が辿り着いた境地

石山(岡山)城に本拠を構え、備前二十万石の太守に上り詰めた宇喜多直家。だが安定もつかの間、尾張の織田信長が足利幕府を事実上葬り、天下布武を唱え中国地方へその野心を向けてきた。安芸の毛利家と大国に挟まれた直家は、培われた商人としての感覚で冷静に情勢を分析、権謀術数をつくし生き残りを図っていく。直家が最後に辿り着いた境地とは? 史料を捏造され、戦国三大悪人と呼ばれた武将の真の姿を描く歴史巨編!

内容説明

石山(岡山)城に本拠を構え、備前二十万石の太守に昇り詰めた宇喜多直家。だが安定もつかの間、尾張の織田信長が室町幕府を事実上葬り、天下布武を唱え中国地方へその野心を向けてきた。安芸の毛利家と大国に挟まれた直家は、培われた商人としての感覚で冷静に情勢を分析、権謀術数をつくし生き残りを図っていく。直家が最後に辿り着いた境地とは?実像を歪められ、戦国三大悪人と呼ばれた武将の真の姿を描く歴史巨編!

著者等紹介

垣根涼介[カキネリョウスケ]
1966年長崎県生まれ。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『ワイルド・ソウル』で大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞の史上初となる三冠を達成。05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞、16年『室町無頼』で「本屋が選ぶ時代小説大賞」、23年『極楽征夷大将軍』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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こうちゃん

23
最後までたっぷり宇喜多直家。 信長、秀吉は、どうしても主人公が喰われてしまうくらい存在感強いのに、この本は見事に主人公直家。本当にお見事。 『歴史は常に勝者の都合によって捏造され、喧伝される。敗者は彼岸にて沈黙するのみである』 本当だね。梟雄直家のイメージが少し変わるかも。(梟雄と言われるくらいの遣り方が必要だったのも事実だと思う)2024/12/20

tomo

14
☆☆☆ 3.3 下巻も半ばを過ぎて、ようやく目標が見えてきた。「これからの武家は、町に包まれながら商人とともに生きていく」そのための巨大都市つくり。あの地は○○が支配しているからここを攻めよう、といったよくある話はもうおなかいっぱい。こういう別の切り口の話しが読みたかった。それまでの話しはもっと短くてもよかったと思う。ー歴史はすべて勝者によって、作り変えられている、確かにその通りだと思う。もっとおどろおどろしい直家像を期待していたけど、いわゆる普通の戦国武将でしたね。2024/11/17

miyaz5

11
領地を拡大していく直家。東からは織田、西からは毛利が迫ってくる中、時には和睦をし、時には裏切り、大きな勢力に飲み込まれないように凌いでいく。実際の直家がどこまで未来を見通せていたかは分からないが、裸一貫から一代で備前と美作合わせて50万石あまりの領主となったのは並大抵のことではない。特に商業の重要性を認識し、現在の岡山市を拠点として発展させたことはもう少し評価されても良いと思う。後半は少し急ぎ足で事象の羅列になっていたような感じでしたが、全体としては面白かった。垣根涼介氏の他の作品も読んでみようと思う。2025/02/26

ありん

8
戦国時代の3大悪人と言われた中の1人、宇喜多直家。子供の頃、父親は自死し、義母には疎んじられ、商人の元で育つ。むやみと人を頼らず信じられない者に育つ。自分の生家をとりもどし、一城の主となると、自らは人を裏切らない。戦いで負かした敵の者でも傘下に置き、力ある者は手厚く扱う。自分たちの仲間を大切にしてきた結果、敵を欺いたりした。後の世の者たちによって悪人とされたのかもしれない。 戦国時代とは、人を人とも思わず、人の命の大切さなど、虫けら程も思わなかった武者たちの世界だったんだなぁ。 なんとも非情な世界だった。2024/11/05

おやジジィ

7
少し前に読んだ「黒牢城」の黒田官兵衛の話も思い出されて当たり前だけど「世界観」が共有されている楽しい気分になった。だから歴史小説は面白い! まだ当面戦国時代の小説ばかり読む気がする。。。2024/10/29

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