角川スニーカー文庫 物語に一切関係ないタイプの強キャラに転生しました〈２〉

音々【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2024/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 280p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041147795
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

　大好きな和製ＲＰＧ『ネオンライト』の設定外のキャラクターに転生した『ルクス』。
ゲーム本来の流れを変えないよう、慎ましく生きようとするが、死ぬはずの者を救っていたり、
存在しないはずの人物が存在したり――シナリオは崩壊しつつあった。
レジスタンスのリーダーであるセブン・クラウン。ルクスがトラブルに巻き込まれた際、偶然知り合い、助けた（？）少女。
仕事に忙殺される彼女にとって、ルクスと過ごす平和な時間は新鮮で、偶に見せる底知れない力も含め、少しずつ彼に惹かれていることに本人はまだ気づいておらず――？
恋愛方面でも無自覚無双!?　異世界ファンタジー第二弾！

内容説明

大好きな和製ＲＰＧ『ネオンライト』の設定外のキャラクターに転生した『ルクス』。ゲーム本来の流れを変えないよう、慎ましく生きようとするが、死ぬはずの者を救っていたり、存在しないはずの人物が存在したり―シナリオは崩壊しつつあった。レジスタンスのリーダーであるセブン・クラウン。ルクスがトラブルに巻き込まれた際、偶然知り合い、助けた（？）少女。仕事に忙殺される彼女にとって、ルクスと過ごす平和な時間は新鮮で、偶に見せる底知れない力も含め、少しずつ彼に惹かれていることに本人はまだ気づいておらず―？恋愛方面でも無自覚無双！？異世界ファンタジー第二弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

ルクスがトラブルに巻き込まれた際、偶然知り合って助けた少女セブン。レジスタンスのリーダーでもある彼女が、無自覚なまま少しずつ彼に惹かれ始める第2弾。シナリオに少なからず影響を及ぼしながら、相変わらずブラック企業で無能扱いされ、ラスボスだったはずのリヴィア＆タナトスと一緒に過ごすルクスの微笑ましい日々。そこにルクスとの平和な時間を新鮮に感じるセブンを絡めていく展開で、いろいろと問題を引き寄せるタナトスの天然っぷりには苦笑いでしたけど、ルクスを巡ってニアミスしつつある彼女たちの関係が今後の鍵を握りそうですね。

2024/03/29

[燃え尽きタコ]

今回は普通に面白かった。 主軸が未知の第三勢力(だと思われてる)主人公とセブンの交流なので勘違いものとしてしっかりしてたし、同居してる悪龍姉妹が前回と違ってガッツリ魅力的に描かれてるのもデカい。 主人公の生活環境が徐々に健全化してる。家事できるのはヒロインとして強い。

2024/10/03

[真白優樹]

何故かタナトスのテンションが高くなったりドタバタになる中、レジスタンスのリーダー、セブンがルクスに惹かれ始める今巻。―――ほのぼのを守りたい、その裏に巡る崩壊の音？　悪竜討伐作戦の失敗がレジスタンス内の亀裂と物語の停滞を招いていく中、それを知らずルクスがのんびりとした日々を過ごす巻であり、平穏な日々を願う彼がその天然さで気付かぬうちに更に物語を崩壊させていく、より世界が深まっていく巻である。世界の物語は止まり始め、黒幕はまだ動かない。その手が本格的に動いた時、物語はどうなるのか。 次巻も勿論楽しみである。

2024/04/07

[史]

カオスな世界観を楽しむ作品その2巻。何気ない日常に、原作外が押し寄せる。

2024/06/04

[菊地]

うーん、1巻に引き続き「慎ましく生きる」という目的に対して（幾ら巻き込まれた事態だったとしても）一貫性が無い行動をしていると感じる部分があるし、全体的に「原作ゲームのことをよく知った上で、主人公が何を目的としているのか？その目的に基いた行動をしているのか？」という部分で常にぼんやりとした居心地の悪さがあって、イマイチ僕には合いませんね。

2024/10/05