角川文庫<br> 烏衣の華 〈1〉

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角川文庫
烏衣の華 〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041146170
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

霄(しょう)の京師(みやこ)には、稀代の巫術師(ふじゅつし)がいる。
そう噂される董月季(とうげっき)は、
幽鬼を祓い王朝を守護する巫術師の名門・董家の娘だ。
しかし彼女の顧客は市井の人々。
ある日、名家・鼓方(こほう)家からの依頼を受け、
彼女は楊柳島(ようりゅうとう)へ行くことに。
お目付役として、幼馴染みで許婚の封霊耀(ほうれいよう)を伴い、
鼓方家に現れる女の幽鬼の調査を始める。
しかしその矢先、依頼人が死亡する事件が起きて……。
秘密を抱えた美貌の巫術師×堅物若君の中華退魔ファンタジー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

17
霄の京師で稀代の巫術師と噂される風変わりな名門董家の娘・月季と、その幼馴染みで許婚の封霊耀が謎を解いてゆく中華退魔ファンタジー。ある日、名家・鼓方家からの依頼を受けて鼓方家に現れる女の幽鬼の調査をすることになり、護衛役に指名された霊耀とともに楊柳島へ行くことになった月季。今回は鼓方一族の幽鬼に指を指されたものが死亡してゆく死の連鎖の呪いに挑む展開になっていて、巫術師として稀有な才能を持つ月季と、力を持たざるがゆえに複雑な想いを抱える霊耀のもどかしい許嫁関係を絡めながら描かれるストーリーは面白かったですね。2024/04/29

さとみん

6
白川さんはしばらくこの世界観でいろんな話を書いてくれるのかな?と手に取ったが、今作は「後宮の烏」と直接的に繋がっていたのが嬉しい予想外。話自体も完全に序章だし、これは続きますよね?月李と霊耀の真っ直ぐなのに複数の感情が絡まりあった関係がどう変わるのか気になる。2024/04/26

あずとも

4
稀代の巫術師 月季と許婚の霊耀が幽鬼を祓う話。巫術の名門の生まれながら能力がない霊耀の月李に対する複雑な思いと月李の霊耀への想い。2人の今後の関係がどのように変化していくのか楽しみ。後宮の烏シリーズは未読だけれどそれでも楽しめた。2024/04/29

オドリ

2
本のカバーが、「後宮の烏」に似ているので購入しました。読んでいて、烏妃の話が出てくるので繋がりがあるのかなと。董月季と封霊輝は、親が決めた許嫁。董月季は才能ある巫術師。封霊輝は自分には霊を見ることは出来るが、巫術師としての才能が無いことは解って要る。これゆえに、董月季に憧れるも嫉妬もする。董月季と封霊輝との、絡みも微笑ましく読みました。今後の二人がどうなるのか楽しみです。「後宮の烏」ジリーズを最後まで読んでいないので、読みたくなりました。董月季の養祖父が、出てくるのかな?2024/04/27

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