角川文庫<br> 僕の神さま

個数:
電子版価格
¥814
  • 電子版あり

角川文庫
僕の神さま

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月22日 09時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041143780
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「知ってる? 川上さん、親に殺されたらしいよ」僕が通う小学校で広がった、少女の死の噂話。川上さんは父親から虐待を受けていたが、協力を得られないまま転校したと聞いていた。しかも彼女の怨念が図書室の「呪いの本」にこめられたという怪談にまで発展する。日常のさまざまな謎を解決し、僕も「神さま」と尊敬する水谷くんは、噂の真相と呪いの正体に迫るが……。ラスト世界が反転する、せつないミステリー。

内容説明

「知ってる?川上さん、親に殺されたらしいよ」僕が通う小学校で広がった、少女の死の噂話。川上さんは父親から虐待を受けていたが、先生からは彼女は転校したと聞かされていた。しかも彼女の怨念が図書室の「呪いの本」に込められたという怪談にまで発展する。日常のいろいろな謎を解決し、僕が「神さま」と尊敬する水谷くんは、噂の真相と呪いの正体に迫るが…。ラストで世界が反転する、せつないミステリー。

著者等紹介

芦沢央[アシザワヨウ]
1984年東京都生まれ。出版社勤務を経て、2012年『罪の余白』で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。18年『火のないところに煙は』で第7回静岡書店大賞を、22年『神の悪手』で第34回将棋ペンクラブ大賞文芸部門優秀賞を、23年『夜の道標』で第76回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞。吉川英治文学新人賞、山本周五郎賞、本屋大賞、直木賞などのノミネートが続いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

277
春夏秋冬4話連作短篇+エピローグ。小学生主人公なので、幾らかはライトであるのかなぁ。なんて思っていた時がありました。でもそんな事は許してくれる筈も無く。寧ろ小学生だからこそ辛い。絶対的な正解というものはなくて、決着の付け方のひとつなのかな。正義や善意だけでは片付けられない現実。どう向き合えば良いのかしら。春の章で、仔ねこが拾われてくるのですけれども。その仔の名前とか、毛色や柄が伏せられていてね。何だよーって思っていたのですが、読者にリアルなイメージを敢えて付けない配慮の様なものにも思えました。2025/05/27

99
何でも推理して解決してくれる水谷くん。小学生であの推理力は凄い。私も友達になりたいです。表紙の絵の女の子はあの子なのかと読了後わかりました。芦沢作品好きです。2024/09/24

のり

85
小学校の同級生「水谷」君は、神さまと呼ばれている。困った時に頼りになるスーパー小学生。様々な謎を解決していく様は「コナン」君みたいだ。これだけの洞察力を持つに至ったのも気になるところだ。この先の彼等の成長が楽しみだ。2024/08/18

よっち

50
小学生の佐土原が神様と尊敬する、冷静で洞察力に優れ「神さま」と呼ばれる同級生・水谷くんが、周囲で起きる事件を次々と解決してゆく連作短編集。おじいちゃんが突然具合が悪くなった理由から、絵が上手い川上さんが苦しむ父親のこと、運動会の騎馬戦で勝つための秘策、転校した川上さんによって図書室の呪いの本に込められた怨念、転校した同級生のいなくなった弟がいた場所。難問にも次々と答えを見出してゆく水谷くんの事件解決はなかなか鮮やかでしたけど、最後には周囲から神さまと呼ばれる彼が抱える苦悩も垣間見えて切なくなりましたね…。2024/03/13

ヨルン

41
読み友さんにおすすめしてもらって読みました!連作の短編集でした~。小学生ということもあり、比較的ライトな話で進のかなーと思いきや中盤から結構重たくなりましたね('ω')そして小学生とは思えぬ洞察力です。おじさんの私はん、どういうこと?と読み直したりしてるというのに水谷くんはスラスラ推理してて凄いわ(^^)面白かったです!ありがとうございました!2024/12/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21755998
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品