角川文庫<br> 後宮の検屍女官〈6〉

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角川文庫
後宮の検屍女官〈6〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041142974
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

一段と厳しく冷え込んだ冬の朝、掖廷令・延明(えんめい)は凍死体の対応に追われていた。
仕事をこなしながらも、延明は絆を深める検死女官・桃花(とうか)の口から発せられた、かつての因縁相手の名について動揺を隠せていなかった。
桃花に会うのが怖い――。
延明は複雑な気持ちにさいなまれる。
そんな折、帝のおばである大長公主が亡くなったという知らせが飛び込んでくる。
衰弱死か、病死か、はたまた凍死か。その死因はなぜか錯綜していた。
大長公主の死をきっかけに、後宮は騒がしくなり……。

一方、延命と桃花、一蓮托生の夢を共に追う二人の関係にも変化が――?

後宮に囚われる哀しい女たちの定めが胸を打つ、
大人気中華後宮×検屍ミステリ、第6巻! 

内容説明

厳しく冷えこんだ冬の朝、掖廷令・延明は凍死体への対応に追われていた。仕事をこなしながらも、信頼する検屍女官・桃花とかつての因縁の相手との暗い繋がりが判明し、動揺を隠せずにいた。そんな折、帝の伯母である大長公主の訃報が届く。その死因はなぜか錯綜していたが、それをきっかけに後宮は騒がしくなり…。一方、延明と桃花、一蓮托生の夢を追う2人にも変化が―?後宮に囚われる女たちの定めが胸を打つ第6巻!

著者等紹介

小野はるか[オノハルカ]
「ようこそ仙界!鳥界山白絵巻」で第13回角川ビーンズ小説大賞“読者賞”を受賞してデビュー(刊行時『ようこそ仙界!なりたて舞姫と恋神楽』に改題)。「後宮の検屍妃」(刊行時『後宮の検屍女官』に改題)で第6回角川文庫キャラクター小説大賞“大賞”“読者賞”をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kei302

44
まるで冷凍庫のような厳しい寒さ。凍死者が出るほど。事件の結末は寒さよりも厳しい老老介護問題。ファンタジーなのにリアルでした。挙動不審の延明。面白いです。今後どうなるのでしょう。2024/02/14

坂城 弥生

32
また謎が増えた…2024/03/27

よっち

29
一段と厳しく冷え込んだ冬の朝、凍死体の対応に追われていた掖廷令・延明。そんな折、帝のおばである大長公主が亡くなったという知らせが飛び込んでくる第6弾。仕事をこなしながらも、絆を深める桃花の口から聞いてしまったかつての因縁の相手の名に動揺を隠せない延明。衰弱死か病死か、はたまた凍死か、なぜか錯綜する大長公主の死因。その死をきっかけに連続殺人事件も発生して後宮が騒がしくなってゆく展開で、今回の描写で冬の後宮の厳しさを改めて実感しましたが、不穏な謎が残ったり、黒幕の存在も垣間見えて今後の展開が気になりますね…。2024/02/15

19
気になる展開ですね、次作以降は知恵比べが読めるのかな?扁若さんの体操を見てみたい^ ^2024/03/23

香翠

18
この終わり方って、もしかしてこの先には……桃花と延明の目指す、検死術がきちんと行われるための足掛かりはしっかりと根付き始めている様子。しかし他の思惑もジリジリと動いていたのね。このシリーズから目が離せない。2024/02/07

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