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出版社内容情報
離婚した両親のようになりたくないという思いから、恋に奥手な高校生・城戸彰吾。
ある日、義妹・ゆいなと幼馴染・梓に告白され、親友にしてクラスのご意見番・真優に恋愛相談することに!
しかし、(私も彰吾のこと好きなんだけどな……?)
真優も彼に恋する少女《ヒロイン》の一人だった!!
真優は想いをこらえて“頼れる親友”としてアドバイスするが、恋愛下手な彰吾の返答は、ゆいなと梓の恋心をむしろ燃え上がらせてしまう!
真優の焦りに気づかぬまま、恋のあれこれを学びに来る彰吾。
そんなふたりの相談タイムは、「キスするときは目を閉じないと、ね?」
真優が彰吾と距離を縮めるチャンスになっていき――!?
内容説明
離婚した両親のようになりたくないという思いから、恋に奥手な高校生・城戸彰吾。ある日、義妹・ゆいなと幼馴染・梓に告白され、親友にしてクラスのご意見番・真優に恋愛相談することに!しかし、(私も彰吾のこと好きなんだけどな…?)真優も彼に恋する少女の一人だった!!真優は想いをこらえて“頼れる親友”としてアドバイスするが、恋愛下手な彰吾の返答は、ゆいなと梓の恋心をむしろ燃え上がらせてしまう!真優の焦りに気づかぬまま、恋のあれこれを学びに来る彰吾。そんなふたりの相談タイムは、「キスするときは目を閉じないと、ね?」真優が彰吾と距離を縮めるチャンスになっていき―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
34
離婚した両親のようになりたくないという思いから、恋に慎重な高校生・城戸彰吾。ある日、義妹・ゆいなと幼馴染・梓に告白され、親友にしてクラスのご意見番・真優に恋愛相談する青春ラブコメ。密かに彰吾のことを想いながらも、頼れる親友として二人の想いにどう応えるべきか真摯にアドバイスする真優。一方、ゆいなと梓の恋心をむしろ燃え上がらせてしまいドツボにハマってしまう彰吾。義妹や幼馴染はあれだけぐいぐい行っても落とせなかったのかとは思いましたけど、戸惑う彰吾に寄り添ってくれた彼女を意識してゆく構図には納得感がありました。2023/08/01
まっさん
22
★★★ 作者買いした作品。 物語は泥沼関係の末に離婚した両親を反面教師とし、結婚を見据えた恋愛しかしないと心に決める高校生・城戸彰吾が、ある日義妹であるゆいなと幼馴染である梓から告白され…た事を親友である真優に相談する所から始まるお話でした。 良いですねこういうラブコメ。この作者さんの描くラブコメ作品は良い意味で王道作品が多い印象ですが、今作に関しても同じようなイメージを持ちました。 ストーリーに関しては登場するヒロインが皆総じて魅力的に描かれており、(恐らく)メインヒロインである表紙のヒロイン・真優→2023/08/06
彩葉 楓🍁
13
【★★★★☆】紫ユウ先生のラブコメはいいんだ…。恋愛相談役である親友♀の想い人は主人公だった!?主人公の過去の複雑な家庭事情に衝撃。この作品はヒロインが3人もいます。義妹に幼馴染、そして相談役である親友の少女も。主人公モテモテです。ド真面目で仏頂面な主人公が親友♀の助言により好意に向き合っていく、鈍感すぎてストレスというより、変わっていくが空回り、額を抑えたくなります笑個人的には親友(真優)がすごく好きです。ビジュアル可愛すぎない?役目があれど私も好きだともどかしく、抑えていても気持ちが溢れているのが良い2023/12/12
真白優樹
12
両親が最悪の経緯で蒸発したせいで恋愛に奥手な少年が、義妹と幼なじみに告白され始まる物語。―――交わらぬ思いのその奥で、隠された思いが糸を引く。 交わらぬ思いを募らせて幼馴染と義妹が焦っていく中、親友が気が付かぬ間に距離を詰めていく物語であり、不器用であり交わらぬ思いがあるからこそ面白い物語である。やっと三人が一堂に会し、ラブコメの幕が上がる。果たして、親友の思いはいつか隠し切れなくなっていくのか。そして不器用な少年は、奥手を超えて誰を選ぶことになるのか。 次巻も須らく期待であるべし。2023/08/01
はじめまこと
8
なかなかに素晴らしい! 3人とも可愛いし甘いしおざなりにされてないし ラブコメとしての完成度は今年でも有数かもしれない 1冊全体から「絶対にこの属性を勝たせて見せる」って覚悟を感じる 普通のラブコメだったらクラスに凸ってきた幼馴染と義妹と主人公の会話に対してツッコミ入れるだけのモブヒロインをメインに持ってくるための構図ですよ 視点移動連打もパッケージの情報1点プッシュも全部この属性を幼馴染や義妹と対等にするための布石 下手を打つとぽっと出ヒロインにかっさらわれたって批判きますからね 2023/08/07