出版社内容情報
巫女としての技術向上のため、夏期巫女学校に通うことになった瑠那。学校は山奥にあり、全国から多くの少女たちが集まった。四方を緑に囲まれ、十代女子ばかりが整列する風景は平穏そのものに見えたが、瑠那は辺りへの警戒を怠らなかった。実は直前、この学校に参加予定の女子高生から一通の手紙を受けとっていたのだ。そこに書かれている内容は、驚くべきことだった……。期間は25日。無事に講習を終えられるのか!?
内容説明
巫女としての技術向上のため、夏期巫女学校に通うことになった瑠那。学校は山奥にあり、全国から多くの少女たちが集まった。四方を緑に囲まれ、十代の女子ばかりが整列する風景は平穏そのものに見えたが、瑠那は辺りへの警戒を怠らなかった。実は直前、この学校に参加予定の女子高生から一通の手紙を受けとっていたのだ。そこに書かれている内容は、驚くべきことだった…。期間は25日。無事にこの講習を終えられるのか!?
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部を超える人気作となった。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化され、さらにブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞、17年には吉川英治文庫賞候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
310
だんだん結衣の章との違いが浮き彫りに。要は敵キャラ。これまでも、勇次とのバドミントン対決etc、そんな馬鹿な展開が多々ありはした。それにしてもEL累次体のギャグ要素は圧倒的に色濃く、そもそも存在やネーミング自体が漫画チックで、次々登場するメンバーたちも、タツノコプロの某シリーズ並みに抜け作揃い。今回はその局地ともいえるハニートラップ大作戦。戦闘サイボーグ瑠那の相手役として、アリといえばアリかもしれないが、もう少し初期の頃の、ギリギリでリアルの延長にありそうなテロリストや半グレへと敵キャラのてこ入れ希望。2023/06/28
starbro
214
【★高校事変 完読プロジェクト】 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11705040 JK青春ハードボイルド『高校事変』第15弾、2023年5月~「高校事変」シリーズ3カ月連続刊行第二弾です。本巻は夏季巫女学校、一夏のハニートラップ百合の巻でした。続いて16巻へ。 https://promo.kadokawa.co.jp/matsuokakeisuke/ 本書で区切りの読んだ本6,000冊です。2023/07/17
モルク
112
25日間の巫女の技術向上のための夏期講習に参加した瑠那。そこに迫りくる新たな敵EL異次体。ハニートラップを企て、送り込まれた美少女真里沙。それからは息をもつかせぬ怒涛の戦いが始まる。暫くこのシリーズ読むのをお休みしていたんだけど、やっぱり面白い。今回は瑠那が中心で結衣、凛香の登場はちょっぴりだったけど、さらに展開が予測される最後、やっぱり次を読まなければならん。2024/05/12
ひさか
85
2023年6月角川文庫刊。書き下ろし。優莉瑠那シリーズ3作目。EL累次体が仕掛けてきた巫女学校の罠。今回も荒唐無稽な仕掛けを瑠那が粉砕する。凄い展開で高揚感あります。で、ラストで、あっけにとられます。すげー。2023/07/27
はにこ
84
巫女学校に参加した瑠那。その瑠那を屠ろうとする輩に狙われる。生徒の中にも混ざっていて瑠那のピンチが続いた。瑠那単独だったので凛香があんまり出てこないのが寂しい。まだ親玉にいきついていないし、亜樹凪も帰ってきたし、伊桜里の登場もあるみたいだし、まだまだ続くのかな。2023/10/15