角川スニーカー文庫 男嫌いな美人姉妹を名前も告げずに助けたら一体どうなる？

みょん【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2023/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 294p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041134559
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

強盗に襲われていた所を助けた同級生の美人姉妹。彼女たちには“男嫌い”という噂があるが……。大きな胸を押し付け甘えてくる妹・藍那、メイド姿で俺にご奉仕したがる姉・亜利沙――なぁ噂と全然違くないか!?　そんな俺は全くもって気が付かなかった。姉妹にとって『俺だけが特別』ということに、だ。
「愛し合って彼の子供を産みたい」「隼人様に隷属したいの」
「じゃあ姉さん、一緒に隼人君をあたしたちの愛に沈めよう？」
……このままじゃダメになりそうだ。でも二人が与えてくれる愛は思わず身を委ねたくなるほどに心地よい甘さで――!?
一度はこんな風に愛されたい、濃密ハーレムラブコメ開幕。

内容説明

強盗に襲われていた所を助けた同級生の美人姉妹。彼女たちには“男嫌い”という噂があるが…。大きな胸を押し付け甘えてくる妹・藍那、メイド姿で俺にご奉仕したがる姉・亜利沙―なぁ噂と全然違くないか！？そんな俺は全くもって気が付かなかった。姉妹にとって『俺だけが特別』ということに、だ。「愛し合って彼の子供を産みたい」「隼人様に隷属したいの」「じゃあ姉さん、一緒に隼人君をあたしたちの愛に沈めよう？」…このままじゃダメになりそうだ。でも二人が与えてくれる愛は思わず身を委ねたくなるほどに心地よい甘さで―！？一度はこんな風に愛されたい、濃密ハーレムラブコメ開幕。第７回カクヨムＷｅｂ小説コンテストラブコメ部門ＣＷ漫画賞受賞。

著者等紹介

みょん［ミョン］
島根県出身、主にＷＥＢ小説家として活動中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

男嫌いという噂がある同級生の美人双子・新条姉妹が家で強盗に襲われていた所を変装して助けた堂本隼人。彼が助けてくれたカボチャの人だと知った姉妹が、自分たちの愛に溺れさせようとアプローチしてくるハーレムラブコメ。「愛し合って子供を産みたい」と甘えてくる妹・藍那と「隼人様に隷属したいの」とメイド姿で奉仕したがる姉・亜利沙。彼女たちの母・咲奈にも彼女たちの家で歓待されて、両親を失っていた隼人がその温もりを受け入れてゆく展開で、危うさも感じさせる彼女たちの重すぎる愛を受け止め溺れる隼人との関係がなかなか鮮烈でした。

2023/03/01

[オセロ]

近所に住む男嫌いと噂される美人で有名な新庄姉妹が強盗に襲われているところを正体を隠して助けた堂本隼人。ひょんなことから正体がバレた隼人にそれぞれの愛で溺れさせようとしてくる濃密ラブコメ。 過去の出来事から男嫌いになったものの、隼人だけは特別で。初めて男を意識することになったこともあり、隼人に全てを捧げたいという姉の亜利沙と隼人の子どもを産みたいという妹の藍那という2人の愛はぶっ飛んだものでしたけど、隼人が失った家族の温もりが彼女達の愛着で満たされていく展開はなかなかに良いものでした。

2023/03/02

[まっさん]

★★★★ web版既読。やっぱりこの作者の作品は癖に刺さるなと再認識させられる作品でした。内容はタイトル通り、学校でも男子からの告白をバッサリと断る美人姉妹を助けた事で縁を結び、そん彼女たちが普通よりちょっぴり重い愛情を持っているというお話でした。 若干のお色気イベントや際どいイラストなどは描かれますが、直接的な描写は避けられている所もまた好印象。ぶっちゃけリアリティはあまり感じられず、どちらかというと妄想を描いた、良くも悪くもなろう作品感が強い作品なので、そちら方面の作品が好きな人には是非手に取って→

2023/04/10

[燃え尽きタコ]

心優しく勇気ある男の子と加害性の無いタイプのヤンデレ少女の恋愛なんていくら有っても良いんだから。 あと初めて気づいたけど、主人公がキャラの濃くない複数人の男友達に囲まれてると健全感出るんすね。真っ当に青春してるタイプとして掴みの段階からマトモな子って分かる感じ。今まで読んでた主人公は変人集団グループ形成するか、親友が1人だけみたいな感じだったので気づけなかった。

2025/05/11

[羊山羊]

ひょんなことからヒロイン姉妹2人姉妹に好意を持たれるようになった主人公堂本君とヒロインの織り成すラブコメ！表面上はラブコメだけどヒロインの男性嫌悪癖と主人公の家族レスという心の欠損。この2つをお互いに埋め合わせようとするために、ヒロインの罠にずるずる墜ちこんでいった挙句共依存の罠に墜ちてゆく。キャラは姉の方が好きだったかな。積極的なMがしっかりと描かれていてちょっと谷崎潤一郎チック。ねっとりしたエロ描写は好きでした。

2023/08/17