角川文庫<br> Another 2001〈下〉

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角川文庫
Another 2001〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041134085
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

〈死者〉を“死”に還す。――三年前に同様の危機を乗り越えた経験を持つ卒業生・榊原恒一の助言を得て、想たちは事態に立ち向かおうとするが……。
考えて。そして、思い出して。
猛威をふるう〈夜見山現象〉史上最凶の〈災厄〉。――止まらない残酷な“死”の連鎖、そして深まりゆく謎。恐怖と混沌、絶望のなか、物語は凄まじくも美しい破局(カタストロフィ)へと突き進む! 著者渾身の大長編、怒濤の完結巻。

解説・辻村深月

内容説明

“死者”を“死”に還す。―三年前に同様の危機を乗り越えた経験を持つ卒業生・榊原恒一の助言を得て、想たちは事態に立ち向かおうとするが…。考えて。そして、思い出して。猛威をふるう“夜見山現象”史上最凶の“災厄”。―止まらない残酷な“死”の連鎖、そして深まりゆく謎。恐怖と混沌、絶望のなか、物語は凄まじくも美しい破局へと突き進む!著者渾身の大長編、怒涛の完結巻。

著者等紹介

綾辻行人[アヤツジユキト]
1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年に『十角館の殺人』で作家デビュー。これを引き金に巻き起こった「新本格ムーブメント」は、推理小説界の一大潮流となった。92年には『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。「館」シリーズを代表とする本格ミステリを書き続ける一方で、ホラー小説にも意欲的に取り組んでいる。2018年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナルピーチ

162
悪夢の再来…途切れる事のない恐怖。史上最凶の〈災厄〉が齎す〈もう一人〉の存在とは…。下巻に入ってからはずっと緊張感が張り詰めながらの読書。このホラーとミステリーが魅せる美しい“破局”は綾辻先生にしか描けない唯一無二の物語。終わって欲しくない、いつまでも読んでいたい。そう思いながら知る朗報。それはシリーズ続編『Another 2009』の構想!主人公は間違いなく“あの子”だろう。是非とも読みたい!絶対に書いて下さい🙏その時またこの壮大な『Another』の事を「考えて、そして思い出して」しまうんだろうな。2023/07/17

相田うえお

79
★★★★☆23072【Another 2001(下) (綾辻 行人さん)】ほんと綾辻さん作品はどれも面白い!館シリーズも素晴らしいですがAnotherシリーズ、最高! 本作品(下巻)ですが、上巻の後半で始まった<災厄>が下巻に入った早い段階で終わったんです。ページ数もまだまだ沢山残ってるんで、まさかホラー小説から学園純愛小説にでも途中チェンジか?! などと心のツッコミを入れてたら〜ここは天下の綾辻大先生、ページを捲るにつれてメチャクチャ凄いことになってきた〜やっぱり傑作!2023/11/04

HANA

76
下巻も変わらずの面白さで一気読み。誰が「それ」であるか。とどのように解決するか。が読者には解っているのに登場人物はそれを知らず、一歩一歩手探りで探っていくのはやはり倒叙ミステリの趣があるなあ。前作の登場人物の情報で全て解決するのは唐突感があるけど。そして本作の特徴は前作同様の解決で終わらず、もう一捻りしていてそれで悲劇が収まらない所か。そうなった原因も大体予想がつき、誰が原因かも消去法でわかったものの…前作とそう絡んでくるとは思わなかった。次作で最終作みたいなので、この現象がどうなるか、今から楽しみです。2023/07/11

えみ

74
止まらない。その凄まじさに震えてしまう。戦慄の「ある年」の3年3組。最凶の厄災が降りかかる残酷な運命を想は、見崎は、関係者達は受け止めることができるか。そして明日へ命を繋げるか。催眠術をかけるように、呪いを摺り込むように何度も繰り返される言葉。「考えて」「思い出して」そう、誰が死者なのか知りたい、知らなければ終われない。読者という立場さえ忘れて「死にたくない」と必死で混沌の真相を探るほどのめり込める一冊。神も仏もない、残酷で凄惨な結末が待っているのでは?と覚悟しながら読むのが正解。最恐で最強の中毒ホラー!2023/06/18

ま~くん

61
これだけ沢山の人が死ぬストーリーは久々だった。恐ろしい殺人鬼がいるのか、はたまた超常現象か。比良塚想と見崎鳴の行動、考えを軸に物語は進んでいく。ファンタジーの要素もあり、「それは都合良すぎだろう」と突っ込みたくなる箇所も気にはならなかった。“偽りの記憶”に登場人物全員が翻弄されていく。最後になるであろう続編の構想もあるということだから楽しみに待ちたい。前作を読まず2001に突入しても問題は全くなかったけど、出来れば前作を先に読んでおきたかった。所で見崎鳴の眼の由来は前作を読めば分かるのだろうか。2023/10/19

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