内容説明
「円高」「株安」「財政危機」「消費税の増税と法人税の減税」etc.景気動向の先行きを見通す基礎知識が満載。経済情勢や政策の真相を見抜き、デフレ社会で生き残るための生活防衛術を紹介する。
目次
第1章 国際経済の真相を見抜け(「リーマン・ショック」の真相;アメリカ型「金融資本主義」の終焉 ほか)
第2章 日本の経済政策は信頼できるか(「日本の財政」は大丈夫か;「消費税」増税は無用 ほか)
第3章 ニュースや新聞を深読みせよ(官僚の「天下り」を阻止せよ;「日経平均株価」は一万六〇〇〇円になる ほか)
第4章 モリタク流生活防衛のススメ(会社はビジネススクールと心得よ;生き残りたければ新聞の横読みをせよ ほか)
著者等紹介
森永卓郎[モリナガタクロウ]
経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。1957年生まれ。東京都出身。東京大学経済学部卒業。日本専売公社、経済企画庁総合計画局、UFJ総合研究所主席研究員などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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BluePlanet
3
★4.5 2010年10月5日発行。今から5年前の本。TVのイメージが悪いので、これまで嫌ってきたが、本を読んでびっくり。結構まともなことを言っていますね。財政赤字の解消にはデフレを止めれば良いとか、消費税増税は無用であるとか、日景気対策を渋る日銀と財務省の本音であるとか、経済評論家・メディアは概ね体制側によっているから、自分で判断する能力を養うべきであるとか・・・書かれている内容はすこぶるまとも。この時から彼が唱えるインフレターゲット論・・・もっと早く導入されていれば、日本経済も早く復活していたのかも?2015/06/14
hideboo
2
モリタクさんの考えはどうであれ、新聞やTVのニュースを鵜呑みにしてはいけない事を再確認させていただきました。2010/12/29
おーうち
0
5年前の話しだけど、今から見直してその通りかと。2015/08/02
あ
0
なんだか納得いかない点もあったが、賛同できる考えもあった。2011/06/02
cameraf6
0
モリタクさんには経済産業大臣なってもらいたい。2010/12/15