角川文庫<br> 遺体鑑定医 加賀谷千夏の解剖リスト

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角川文庫
遺体鑑定医 加賀谷千夏の解剖リスト

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041134054
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

京都府警に持ち込まれた傷害致死事件。引きこもりの大学生が、異様な姿で死亡した。伏見署に連行された母親は「娘の身体を突き破って悪魔が出てくる」と興奮気味に話し、供述は要を得ない。夫の事故死をきっかけに彼女がのめり込んでいた新興宗教は、「悪魔祓い」と称して、信者に加虐的な扱いをすることもあったという。遺体の状況から、母親の虐待を疑う京都府警は、検屍と司法解剖を千夏に依頼するが……(「エクソシズム」)。京都市北区の河川敷で、首のない遺体が発見される。被害者は刺青があり、小指も欠損していることから、暴力団関係者とみなされるが、身元はわからない。激しい暴行を加えられた後、首を切断するほどの動機とは一体何なのか? 現場に駆け付けた検視官の都倉は、何かしっくりしないものを感じながらも、何が違和感なのかわからない。司法解剖を担当した千夏の見解を聞くうち、都倉はあることに気づく。(「梟首」)など、4話を収録。

内容説明

研ぎ澄まされた観察眼と卓越した指先を持つ法医解剖医・加賀谷千夏。「娘に悪魔が取り憑いた」と訴える母の言葉を裏付けるように皮膚の下で蠢く何か、刺青のある首無し死体の不自然さ、同じ場所で発見された凍結死体と腐爛死体―。京都府警の依頼で司法解剖に臨む千夏は、屈強な刑事もたじろぐ異状死体に隠された意外な死の真相を見抜いていく。現役の解剖技官である著者が、圧倒的な臨場感とリアリティで放つ法医学ミステリ!

著者等紹介

小松亜由美[コマツアユミ]
秋田県大仙市生まれ。東北大学医療技術短期大学部衛生技術学科を卒業し、臨床検査技師免許取得。現在、某大学医学部法医学教室にて解剖技官を務め、これまで多くの異状死体の解剖に携わる。『誰そ彼の殺人』(幻冬舎)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ma-bo

102
小松さんの作品は初読み。法医解剖医の加賀谷千夏が主人公。舞台は京都。作者の小松さんは現役の解剖技官との事で、司法解剖の描写が詳しくてかなりリアル。異常死体に隠された真相を見抜いていく4篇の短編集。視点が新人解剖技官や、女性検視官、千夏の幼馴染の警部補、上司で教授と周囲の人達の目線で描かれるからこそ千夏の輪郭が浮かび上がる構成。冒頭で示された千夏の過去は未解決、心の内はあまり明かされなかったので、シリーズ化していくのかな。2023/04/21

坂城 弥生

58
章が変わるごとに視点が変わってて、色んな視点から物語や加賀谷千夏という人を見れた。2023/03/20

57
遺体鑑定医の仕事はテレビのドラマなどで観たことはありますが結果の報告とかで、実際にはどのようにしているのかまでは知りませんでした。なので、興味深く読みました。著者である小松亜由美氏は某大学医学法医教室にて解剖技官を務めているということなので、作中の遺体解剖の描写はリアルで想像しながら読んでしまうと私のような小心者にはハードに感じてしまいます^^;千夏の背景をもっと知りたいので続編が出たら読みたいと思いました。 2024/03/14

さっちゃん

55
前作で個人的にうーんと思った軽重どっちつかずな雰囲気は、今作ではちゃんと落ち着いた法医学ミステリに仕上がっている。解剖での死因究明がメインの作品で、現役解剖技官だけあり解剖シーンは臨場感たっぷり。4編+エピローグの連作短編は各章で語り手が代わる。天才と呼ばれる加賀谷千夏を、加賀谷の助手の解剖技官・久住、加賀谷を信頼する女性検視官・都倉、加賀谷の幼馴染み・北條警部補、加賀谷の上司・柊教授ら周辺人物からの視点で見ていくのが面白い。加賀谷の過去が宙ぶらりんのままなのは続編ありきなのかな? 続編楽しみに待ちます。2023/05/23

kei302

53
お仕事小説でよいのでしょうか、メインになる技師さん、椹野モンスターシリーズでは中野信吾ですね。司法解剖関連でこちらも読んでみました。この作家さんも専門家。職場で問題視されたのでしょうか? 続きが出ていません。仕事絡みのネタ、事件事故、守秘義務もあって、難しそうですが、読み手には面白いです。KindleUnlimited2024/09/14

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