角川文庫<br> 六人の嘘つきな大学生

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角川文庫
六人の嘘つきな大学生

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041134016
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

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■■各種ミステリランキングで話題沸騰中■■

『このミステリーがすごい! 2022年版』(宝島社)国内編 8位
週刊文春ミステリーベスト 10(週刊文春 2021年 12月 9日号)国内部門 6位
「ミステリが読みたい! 2022年版」(ハヤカワミステリマガジン 2022年 1月号)国内篇 8位
『2022本格ミステリ・ベスト10』(原書房)国内ランキング 4位


成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。

怒濤の伏線回収に驚嘆の声続出! 青春ミステリの傑作が、ついに文庫化!

内容説明

IT企業「スピラリンクス」の最終選考に残った波多野祥吾は、他の五人の学生とともに一ヵ月で最高のチームを作り上げるという課題に挑むことに。うまくいけば六人全員に内定が出るはずが、突如「六人の中から内定者を一人選ぶ」ことに最終課題が変更される。内定をかけた議論が進む中、発見された六通の封筒。そこには「●●は人殺し」という告発文が入っていた―六人の「嘘」は何か。伏線の狙撃手が仕掛ける究極の心理戦!

著者等紹介

浅倉秋成[アサクラアキナリ]
1989年生まれ。2012年に『ノワール・レヴナント』で第13回講談社BOX新人賞Powersを受賞しデビュー。19年に発表した『教室が、ひとりになるまで』が、第20回本格ミステリ大賞“小説部門”と第73回日本推理作家協会賞“長編および連作短編集部門”にWノミネートされる。21年に刊行した本書は、2022年本屋大賞にノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青乃108号

375
大手企業の新卒採用試験最終選考に残った6名の学生。最終試験として課せられたグループミーティングに仕掛けられた企業側のワナによって思わぬ苦境に立たされ互いの恥部を晒し会う事になるのだが。会話のみで進行する物語で何しろ動きらしき動きがない中で、これだけ読ませる筆力は大したものだ。結局、人間なんてみんな1つや2つの恥部は持っているもの、それで当たり前なんです、というテーマや良し。2023/10/24

307
文庫化したら読もうと思っていた作品。2回ぐらい予想が外れて、騙されちゃいました。就活のグループディスカッション、懐かしい。皆が皆、他を貶めてでも自分が内定取るんだと思っているのがバレバレなのに、表面的には仲良く当たり障りなく接したりしていたなぁ。私ならこんなディスカッションをさせる会社にはこちらから願い下げてす。途中6人のメンバー以外のスピラの正社員まで怪しく思え、一体どこまで疑って読めば良いのかわからなくなりました。後半で波多野くんから主役が嶌さんにチェンジしたのも驚きました。2023/09/01

ハゲおやじ

253
初読みの作家。気になっていた本。「就活」という異常な環境で学生六人の裏の顔?によるミステリー。抜群のリーダビリティで まさに ”読ませる” 本だった。普通ならラストにもってくるであろう内容が 1/2位で出てきて、そこから一捻り いや 三捻り位で読み手を畳み掛けてくる。ラストは、そう来たか で終わる。…って 2024年映画化に期待しちゃうよね。でも「就活」って期間は、受ける側も判断する側も 何なんだろうね?と考えさせられる。とは言え 読後は悪くないね。波多野は 惜しいなぁ…。2023/08/26

読書のーと

244
6人の大学生がIT企業スピラリンクスの最終選考に挑むが、予期せぬ事態が発生…。 最終選考での議論中に、6人全員に充てられた告発文書を発見ー。 就活をテーマにしたミステリーで、終盤でドンドン回収されていく伏線が魅力的✨ 婚活と就活ではテーマが異なるが、物語のメッセージ性としては『傲慢と善良』という著書にも類似している気がした。 人物像は、ある1つの側面からだけでは全ては分からない。どんな人でも良い面もあれば悪い面もある。 就活の場のほんの僅かな触れ合いだけで、本当にマッチする人材や企業を見極める事は難しい。2023/08/30

ナルピーチ

206
人は一面だけでは図れないという事を良く知れた。大学生の就活をテーマにしながらミステリーとしても十分に楽しめる良作。内定の最終候補者となった六人によるグループディスカッション、誰かが用意した謎の封筒を起点に次々と明かされていく六人の秘密とは…。前半は疑心暗鬼が漂う心理ゲームの様な展開が続く。後半に移り伏線がどんどん回収されて、彼らの隠されていた真実の顔が見えた時、とても気持ち良く思えてほっとした。最後に、面接する側も難しいなと痛感。たった数分の面接時間で何を見極めて採用と言う決断に至るのかなとつくづく思う。2024/01/12

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