出版社内容情報
舞台は昭和初頭の神楽坂。影の薄さに悩む大学生・甘木は、行きつけのカフェーで偏屈教授の内田榮造先生と親しくなる。何事にも妙なこだわりを持ち、屁理屈と借金の大名人である先生は、内田百間という作家でもあり、夏目漱石や芥川龍之介とも交流があったらしい。
先生と行動をともにするうち、甘木は徐々に常識では説明のつかない怪現象に巻き込まれるようになる。持ち前の観察眼で颯爽と事件を解決していく先生だが、それには何か切実な目的があるようで……。
偏屈作家と平凡学生のコンビが、怪異と謎を解き明かす。
内容説明
舞台は昭和初頭の神楽坂。大学生の甘木は、何事にも妙なこだわりを持ち、屁理屈と借金の大名人である教授・内田榮造先生と親しくなる。先生は内田百〓という筆名の作家で、夏目漱石や芥川龍之介とも交流があったらしい。先生と行動をともにするうち、甘木は徐々に得体の知れない怪奇現象に巻きこまれるようになる。不可思議な事件を颯爽と解決して回る先生には、何か切実な目的があるようで…。偏屈教授と平凡学生が、怪異と謎を解き明かす。
著者等紹介
三上延[ミカミエン]
1971年神奈川県生まれ。2002年に『ダーク・バイオレッツ』でデビュー。11年に発表した古書をめぐるミステリ『ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~』からはじまる「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズが大ヒットし、12年には文庫初の本屋大賞ノミネートを果たすなど大きな話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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