百鬼園事件帖

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百鬼園事件帖

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041131862
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

舞台は昭和初頭の神楽坂。影の薄さに悩む大学生・甘木は、行きつけのカフェーで偏屈教授の内田榮造先生と親しくなる。何事にも妙なこだわりを持ち、屁理屈と借金の大名人である先生は、内田百間という作家でもあり、夏目漱石や芥川龍之介とも交流があったらしい。
先生と行動をともにするうち、甘木は徐々に常識では説明のつかない怪現象に巻き込まれるようになる。持ち前の観察眼で颯爽と事件を解決していく先生だが、それには何か切実な目的があるようで……。
偏屈作家と平凡学生のコンビが、怪異と謎を解き明かす。

内容説明

舞台は昭和初頭の神楽坂。大学生の甘木は、何事にも妙なこだわりを持ち、屁理屈と借金の大名人である教授・内田榮造先生と親しくなる。先生は内田百〓という筆名の作家で、夏目漱石や芥川龍之介とも交流があったらしい。先生と行動をともにするうち、甘木は徐々に得体の知れない怪奇現象に巻きこまれるようになる。不可思議な事件を颯爽と解決して回る先生には、何か切実な目的があるようで…。偏屈教授と平凡学生が、怪異と謎を解き明かす。

著者等紹介

三上延[ミカミエン]
1971年神奈川県生まれ。2002年に『ダーク・バイオレッツ』でデビュー。11年に発表した古書をめぐるミステリ『ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~』からはじまる「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズが大ヒットし、12年には文庫初の本屋大賞ノミネートを果たすなど大きな話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

254
三上 延、2作目です。本書は、内田百間文豪ミステリ幻想譚の連作短編集でした。 オススメは、『背広』&『竹杖』です。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000013271.000007006.html2023/10/03

パトラッシュ

220
ビブリア古書堂シリーズの作者ということでミステリ物かと思ったら、内田百閒教授の教え子になった学生がネバーランドさながらの不可思議な現象の数々を体験する世界が展開していく。漱石の遺品の背広に霊が宿っていたり、芥川のドッペルゲンガーが出現したりと着想はユニークだが、せっかく百閒が狂言回しなのに何を語りたかったかわからず、515に至る不安なテロの時代の空気も漂ってこない。もっと物語の軸を明確にし、百閒の鉄道や筝曲趣味を題材に少し前の時代が舞台の『鬼滅の刃』風なダークファンタジーとして設定したら面白かったのでは。2023/11/11

KAZOO

166
「ビブリア古書堂」シリーズを書かれている三上さんが新しいシリーズを始めてくれたようです。内田百閒を主人公としてその学生やカフェーの人物たちを配置した私にとっては楽しい物語です。4つの短編が収められていて不可思議な事象などを題材として事件を解決していきます。芥川龍之介が出てくるドッペルゲンガーの話が一番印象に残りました。また内田百閒の家での話でレコードが出てきたので「サラサーテの盤」について話があると思いきや今後の愉しみですね。2023/11/08

ひさか

144
文芸カドカワ2017年10月号背広、2019年7月号猫、小説野性時代2022年8,10月号に書き下ろしの春の日を加えた4つの連作短編を2023年9月角川書店から刊行。大学生の甘木と先生の内田百閒の怪異探偵譚。謎めいた内田百閒もさることながら、甘木にも異能力がありそうだし、喫茶店の宮子にしても普通ではなく、怪しい。というレギュラーメンバーが不思議な事件に遭遇する話は、楽しく面白い。2023/10/29

ちょろこ

144
不思議を味わい尽くした一冊。一言で言うと美味だった。昭和初期を舞台にした内田百閒こと内田榮造先生と学生の、それはそれは世にも不思議な物語。背広が、猫が…偏屈先生の周りで起こる怪異に学生の甘木と磁石のように吸い寄せられた。不思議な時間と小さな笑いを味わい尽くし、うなじが粟立つようなゾワリとした後味までまた美味。第三話はこれぞこの世のものでないるつぼ。ぐるぐる吸い込まれそうな感覚が面白い。第四話は桜の季節の哀しみと怪異の溶け合いが醸し出す儚い雰囲気がとても好き。数々の不思議の続きを夢の中で味わいたいぐらい。2023/10/18

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