出版社内容情報
美味しい食事と優しい会話。妖魔の司野(しの)に命を救われ、代わりに下僕になる契約をした正路(まさみち)は、意外にも幸せに暮らしている。
浪人生には必須の勉強も、面白いと思えるようになってきた。
しかし突然予備校に司野が現れ、ある目的のために神戸に行くと言い出す。
その日のうちに神戸に向かい、有馬温泉、そして京都にも足を延ばすことに。
司野ゆかりの地で出会う人々、そして再燃する因縁の「禍(わざわい)」とは!?
胸がざわつき心近づく第4弾!
内容説明
美味しい食事と優しい会話。妖魔の司野に命を救われ、代わりに下僕になる契約をした正路は、意外にも幸せに暮らしている。浪人生には必須の勉強も、面白いと思えるようになってきた。しかし突然予備校に司野が現れ、ある目的のために神戸に行くと言い出す。その日のうちに神戸に向かい、有馬温泉、そして京都にも足を延ばすことに。司野ゆかりの地で出会う人々、そして再燃する因縁の「禍」とは!?胸がざわつき心近づく第4弾!
著者等紹介
椹野道流[フシノミチル]
兵庫県出身。1996年「人買奇談」で講談社の第3回ホワイトハート大賞エンタテインメント小説部門の佳作を受賞しデビュー。法医学教室の監察医としての経験も生かし、監察医もののミステリも発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
45
大造さんの妹さんが登場して仲間が増えたのかと思ったら、ラスボス登場!辰冬が司野を壺に封印した理由とか明らかになるのかしら。今度有馬温泉に行きたいと思っていたので、ちょっとうれしい。晩めし屋シリーズでも有馬温泉でてたな。2024/03/12
よっしー
30
今回の舞台は神戸や京都という関西へ!! 地元が舞台ということもあり、「あ、分かる」という場所が多くあり、読みながら嬉しくなりました。予備校は良いのか?と思う反面、将来がまだ白紙だからこそ色々な経験をしてほしいと思ってしまいます。話の終わりには、かつて司野の主を殺した妖魔が登場。そりゃ、司野以外に妖魔がいても不思議はないなと思う反面、中々な強敵のようで…。今後、決着を付ける日が来るのでしょうか。続編も楽しみです。2024/07/17
らび
23
亡き大造さんの妹が入院と聞き神戸へ向かう2人。幸い事なきを得て、司野ゆかりの地、京都へ向かう。平安の都とは変化を遂げてはいるが至る所に気配は残る。観光がてらかつての主・辰冬との思い出を語る司野に寄り添う正路、今回は京都観光を堪能かと思えばいきなりラスボス感満載の敵が現れる・・ああ、やっぱり分かりやすい敵がいると締まりますね。今後の展開が楽しみになりました。一千年の時を超えても辰冬の力が残っているとはどれほどの陰陽師だったのか。2022/12/26
み
18
さくさくと♪京都で再開した彼は、再登場しそうですね。足達くん、応援します^ ^2023/06/10
たんぽぽ
16
今回は京都編、かな。 辰冬の死の真相が語られ、因縁の陽炎が登場し、物語は大きく動くのかな?2023/03/20
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- 和書
- 斜陽 角川文庫 (改版)