角川文庫<br> 残されたつぶやき

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角川文庫
残されたつぶやき

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041128053
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「関西弁って深刻さが薄れる。スマホのメモ機能に『悩みメモ』というのをつけていて、そこへ書く悩みを関西弁にすることを思いついた」「2021年の極めつけはNHK『あさイチ』のプレミアムトークに出演したこと。その数日前に自宅の階段から落ちて左足を負傷、服や靴を新調したのにサンダルで出演というガッカリな事態に」昨年、突然この世を旅立った著者が2008年から21年までの13年間にSNSでつぶやいた日記や、多くの新聞や雑誌に寄稿した書籍未収録のものを中心にまとめた珠玉のエッセイ集。著者や家族による自然や花の写真と共に、私たちの愛した山本文緒が、オールカラーの文庫で蘇る。

内容説明

「私の分のおかずがラップをかけて置いてある。家庭が乾かないようにという願いをそこに見る」「朝の国民的番組に出演する数日前に足を負傷。服や靴を新調したのにサンダルで出演という事態に!」家族や友人、仕事について書かれたエッセイ、2008年から21年の13年間にSNSでつぶやかれた日記など書籍未収録を中心にまとめた珠玉のエッセイ集。著者らによる美しい写真と共に、私たちが愛した山本文緒がオールカラーで蘇る。

目次

家族、友人、仕事、そして(たとえ小説が書けなくてもいい;愛情をラッピング;『小公女』;あの日にタイムスリップ;山本文緒の口福 ほか)
残されたつぶやき
受賞の言葉―第十六回中央公論文芸賞(受賞作『自転しながら公転する』新潮社)

著者等紹介

山本文緒[ヤマモトフミオ]
1962年神奈川県生まれ。OL生活を経て、’87年小説家デビュー。『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞、『プラナリア』で第124回直木賞、『自転しながら公転する』で第27回島清恋愛文学賞、第16回中央公論文芸賞を受賞。2021年、癌のため逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レモングラス

69
エッセイ集。P201「あさイチ」思い出話も沢山。「あさイチ」も羽田圭介さんのラジオに出演した時もすごく緊張したとのこと。作品の映像化については、私の好きな『ブルーもしくはブルー』はオンエアを見て、これは違うと思った、と。私はドラマ見ていないけど。『自転しながら公転する』の中央公論文芸賞受賞の言葉も最後に。冒頭はうつ病のことで始まっていて、王子(ダンナ様)に「出ていけ」と言い、出て行ったら「すぐ帰ってきて」と電話したり。「あさイチ」はおばあちゃんになっても自慢したい最高な出来事と。ずっと自慢してほしかった。2023/08/31

kei302

67
『ばにらさま』から一年。文緒さまの“つぶやき”を集めた新刊。「このことについては、いつか書くから」が数回出てきて、はい、読みたいです、お待ちしていますと応えていた。日常の風景を切り取った写真がステキ。最後の、著者一覧を眺めていたら泣けてきた。2022/09/27

Natsuko

49
まだ手元に何冊も読む本はあるのに、文緒さんの本があるとどうしても後回しにできず読んでしまう。もうほぼ全作品読んでしまい、読み終えるのが怖かったのに・・・。文緒さんの日々のリアルなつぶやきが心に染みる。心身ともに病んで苦しんだり、ダイエットに奮闘したり、やや厄介な自身のこだわりに参っていたり…50代でピアノを習ったことを知った時には「私も!」と顔がにやけた。2019年ころからは、文緒さんの終わりが近づいているのがいたたまれず、「大丈夫、悩まず楽しく生きて!」と心の中で叫び続けた。 いい本でしたが寂しいです。2023/02/12

水色系

41
未収録エッセイ、SNSのつぶやきが一冊に。最近の日記を読み終えたあと、ああ山本文緒さんはもういないんだなあと、ものすごくさみしい気持ちになった。内容は明るいのに。作品は残るから、これからも読み続けたい。2022/10/07

ゆみのすけ

36
山本文緒さんの書籍未収録のエッセイ、mixi、noteなどのSNSでのつぶやきをまとめたエッセイ集。2008年〜21年までの13年間のSNSのつぶやきはご自身の病気、親しい編集者さん、お父様の死去など悲しい出来事が続き、心の平穏を保つのに苦労されていたことがうかがえた。それでも新たな地でのワクワクやご主人とのほのぼのとした日常、あさイチ出演での高揚感、「自転しながら公転する」を発売できたことへの嬉しさなど、素敵な日常もつぶやかれていた。読むと、さらに山本先生にはお元気でいてほしかったと心から思ってしまう。2022/10/02

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