角川文庫<br> 過ぎる十七の春

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角川文庫
過ぎる十七の春

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041127513
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

運命の春が来る──。従兄弟同士の直樹と隆は、まもなく十七歳の誕生日を迎えようとしていた。毎年同様、隆の住む花の里の家を訪れた直樹と典子兄妹。そこは木蓮や馬酔木や海棠や空木などに埋もれた野草の里。桃源郷のような場所にも関わらず、心優しい隆の目は昏く、なぜか母親の美紀子に対して冷淡な態度をとってしまう。母子に一体何があったのか――。「あの女が、迎えに来る…」毎夜部屋を訪れるなにものかの気配に苛立つ隆。息子の目の中に恐れていた兆しを見つけて絶望する美紀子に異変が。直樹と隆──二人の少年を繋ぐ悲劇の幕が上がる!!

内容説明

従兄弟同士の直樹と隆は、17歳の誕生日を迎えようとしていた。例年通り、木蓮や馬酔木、海棠や空木に埋もれた桃源郷のような花の里の隆の家を訪れた直樹と典子兄妹。だが、心優しい隆の目は昏く、母親の美紀子に冷淡な態度をとっていた。「あの女が、迎えに来る」と、毎夜、中庭を訪れる異端のものの気配に苛立つ隆。隆の目の中に恐れていた兆しを見つけて絶望する美紀子に異変が。運命の悲劇の幕が開く。ホラー&ミステリー。

著者等紹介

小野不由美[オノフユミ]
12月24日、大分県中津市生まれ。京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。1988年作家デビュー。「悪霊」シリーズで人気を得る。『残穢』は13年第26回山本周五郎賞を受賞。20年「十二国記」シリーズが第5回吉川英治文庫賞を受賞。その他のシリーズに営繕屋を主人公にした建物怪談「営繕かるかや怪異譚」があり、シリーズ第2作の『営繕かるかや怪異譚 その弐』は第10回山田風太郎賞の最終候補作に選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

122
17歳、運命の春の一冊。従兄弟同士の直樹と隆が迎えた17歳の誕生日。それは紛れもない二人にとって運命の春だったというストーリー。春という季節をうっとりするほどの美しい色彩溢れる言葉で堪能し、抗えない運命と言える17歳を迎えることの意味を恐怖と共に堪能した。ホラー感は小野さんらしく、肌が粟立つような描写が絶品。そこに重なる母子の関係が不安感と謎をより高めていき、次第に紐解かれていく運命の原点はミステリ要素で満たされる。母の、子への深い愛、そして決して屈しない強さが春の陽だまりと眩しさに溶けあうような読後感。2023/04/23

ミュポトワ@猫mode

104
夏なのでホラーを。ということで、積んであったのを忘れていた、小野不由美先生の本を読んでみた。怖い。これは怖い。ホラー好きの俺垂涎の一品。怖くてゾクゾクした♪ただ、ラストがなぁ…エピローグは好きなのよ。その前のラストがなぁ…まだ小野先生が若いころの作品だからってことかもしれないけど、緑の我が家のラストがすさまじく良かっただけに、ちょっとなぁって思ってしまった。化け物退治はもっとスパン!って終わってもらえると読んでいて爽快なんだけどなぁ。その部分はちょっと残念でした。でも全体通して怖くて面白かったですよ!2023/08/08

ままこ

83
情景描写が上手いなぁ。風情あふれる美しい花の里。そこに住む従兄弟の隆の家へ、毎年春と夏に遊びに行く直樹と典子兄妹。春爛漫の長閑な感じから、異様な気配が見え隠れし次第にその気配は色濃くなる。ある日を境に穏やかだった隆の性格が冷淡に豹変し、母親は憂い怯えたようになり…。もうすぐ17歳になる直樹と隆。この歳が何を意味するのか気になり一気読み。強い想いが呪詛を生み、それを跳ね除けるのも強い想いだった。猫の三代も大活躍。恐ろしく切ないが、温かみのある読後感。今の季節にぴったりのホラーミステリ。2023/03/27

えみ

70
絶妙なタイトル。恐怖に支配され怨みに圧倒された青春ホラー&ミステリ。昨日まであった当たり前の日常、今日失くした風景、所詮は夢幻の桃源郷…呪われた未来に囚われた17歳の春。代々繰り返される悲劇の果てに立っている彼らはどんな地獄を覗くことになったのか。その女は誰だ?昏い運命がひたひたと近寄ってきていることも知らずに従弟同士の直樹と隆は17歳の誕生日を前に再会する。闇が震える程の恨み、人の心を破壊するには十分な憎悪。初刊行から30年以上経った今も全く色褪せない悲劇が描かれている。これが追い詰められた者の末路か。2023/01/30

キック

64
代々、17歳になると、長男が親を殺した上で自殺するという菅田家。血塗られた惨事が、繰り返されるのか。それとも惨事を防ぐ手立てはあるのか。解明していく間にも、ヒタヒタと迫ってくる魔の手・・・。解説によると、怪異の原因を一族の過去に遡って解明するゴシックロマンス、様々な手掛かりから怪異の仕組みが徐々に明らかになる本格ミステリー、圧倒的な無慈悲な存在が命を奪っていくホラー。この3つの要素を堪能できる極上の作品とのこと。そして、この小説は30年前に書かれたものと知り、びっくりしました。とにかく面白かったです。2023/02/19

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