角川文庫 先輩と僕―総務部社内公安課

愁堂 れな【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2022/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 240p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041126462
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

宗正義人 （むねまさ よしと）、23歳。
学生時代の留学経験から、海外でのインフラ整備を志し、大不祥事に揺れる総合商社・藤菱商事に周囲の反対を押し切って入社した。
希望に満ちあふれていたが、配属先は薄暗い地下にある総務部第三課。
しかも地下のフロアには業務用エレベーターでしか行けないという……。

予想外の配属に落ち込む義人だが、実は総務三課は社内の不正を突き止め摘発する、という極秘任務を負った「社内公安」だった！
次のターゲットは何と、大学時代の憧れの先輩である真木和実（まき かずみ）。
彼は、義人が藤菱を志望する理由にもなった尊敬できる人なのだが、どうやら経理部で不正を働いているらしく――!?

素直でひたむきな新入社員×しっかり者で頼れる先輩。
商社バディのお仕事事件簿！

内容説明

宗正義人、２３歳。海外でのインフラ整備を志し、大不祥事に揺れる総合商社・藤菱商事に周囲の反対を押し切り入社した。しかし配属先は薄暗い地下にある総務部第三課。予想外の配属に落ち込む義人だが、実は総務三課は社内の不正を突き止め摘発する極秘任務を担う「社内公安」だった！次のターゲットは何と、大学時代の憧れの先輩である真木。義人が藤菱を志望する理由となった彼は、経理部で不正を働いているらしく―！？

著者等紹介

愁堂れな［シュウドウレナ］
１２月２０日生まれ、射手座、Ｂ型。２００２年、『罪なくちづけ』でデビュー。ＢＬや女性向け小説など幅広く執筆し、人気シリーズを多数持つ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[hirune]

【Kindle】海外インフラを充実させる仕事をしたいと商社に入社したのに配属されたのは地下にある社内の備品を管理する怪しげな総務三課だった。しかしその実態は一族経営の社内の不正を暴く秘密の公安的仕事を担う課だった。必殺仕事人的でなかなかスリリングで熱血なお仕事小説でした。

2023/09/27

[Karl Heintz Schneider]

海外で大活躍する商社マンに憧れて希望に燃えて藤菱商事に入社した義人。ところが配属されたのは総務部第三課。主な仕事は社内の備品補充。でも実はそれは表の顔。裏の顔は社内の不正を摘発するその名も「社内公安」だった。地下三階に薄暗い部屋がある総務部第三課。大昔のドラマ「ショムニ」が浮かんだ。序盤は普通のお仕事小説かと思ったが終盤になると、にわかに怪しいムードに。男が男にセクハラって・・・「B」なのか？この小説は。私は全く知らずに手に取ったのだがどうやら、この作家はその手のヒトらしい。苦手な人はやめた方がいいかも。

2023/01/05

[一五]

新入社員の配置先は地下２階の倉庫の隣。先輩達と社内の不祥事を探る。軽いが、ま 楽しい

2025/02/24

[イカまりこ]

KindleUnlimited 新卒で配属された部署が他の人から憐れまれる職場だった。しかしその実態は～、って話。いい先輩(上司含む)が複数いて、タイトルの先輩は個人なのか全体なのか悩む。個人だとすると大学の先輩だろう。しかしこの部署、会社の闇を暴く大事な仕事なんだろうけど、それがメインって大丈夫なのか？って思っちゃう。備品チェックは情報収集のためだし。このためだけの部署があるって相当ヤバい会社なんじゃ？主人公の素直でいい子なとこが愛されキャラで、このまま突き進んでいって～って応援したくなる。

2023/08/30

[クローバー]

ライトノベル！軽くてあっさりと読めてしまうけど、もう少し内部のドロドロとか重い部分も描いてほしかった・・・

2023/03/25