織部の妻

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織部の妻

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041123638
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

織田信長に仕え、千利休に師事した古田織部。武人であり茶人としても名を遺した彼にはたったひとりの妻がいた。戦国武将・中川清秀の妹、仙。幼い頃に戦の混乱で家族と離れ離れになってしまった彼女は、叔父の城で少年高山右近と出会ったことをきっかけに、キリストの教えを心の支えとする。古田織部との政略結婚を通じて、二人は信長、秀吉、家康とめまぐるしく変遷する戦国の世を駆け抜けながら、共通する志を抱く夫婦となってゆく。二人が命と引き換えにしても守りたかったものとは──。

内容説明

戦国武将・中川清秀の妹、仙。幼い頃に戦の混乱で家族と離れ離れになってしまった彼女は、叔父の城で少年高山右近と出会ったことをきっかけに、キリストの教えを心の支えとする。古田織部との政略結婚を通じて、二人は信長、秀吉、家康とめまぐるしく変遷する戦国の世を駆け抜けながら、共通する志を抱く夫婦となってゆく。二人が命と引き換えにしても守りたかったものとは―。

著者等紹介

諸田玲子[モロタレイコ]
静岡市生まれ。1996年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、07年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、12年『四十八人目の忠臣』で歴史時代作家クラブ賞、18年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いつでも母さん

128
古田織部とその妻・仙の生涯。物語は仙の語り・・既に亡くなっている夫・織部に語りかけ会話する本作。政略結婚だったが、出会いから好ましい二人の関係、戦国時代と言う枷にもかかわらず夫婦愛が素敵だった。仲睦まじく対等に語り合う姿、思いやり、家族、信仰・・抱えて繋げていく想いに天晴れと言おう。久しぶりの諸田さん、やはり活き活きと女性を描くのが上手い。2025/04/28

kawa

38
戦国世の古田織部一族の栄光と悲劇を、奥方の「仙」の語りで描く歴史小説。登場人物の多さと、戦国前期の摂津・郡山合戦の解りにくさが読みの妨げになるのが玉にきずなのだが、そこを我慢して読み継ぐとはまってしまう面白さかな。昨年掲載の日経の新聞小説「登山大名」は、本書の後の岡藩・中川家のドラマをを描いているのですね。こちらも今年秋に単行本化のようなので改めて読むことにしよう。2025/06/15

星落秋風五丈原

27
漫画でも髭面が有名だったが、本編表紙でもしっかり髭は健在。敵と味方が入れ替わる中で、最後の最後で下手を打った織部の本当の顔を知る者は、やはり妻というわけで、妻視点から彼が語られる。妻と夫の問答にすることで、妻の事も明らかにすることができる。戦国時代のため、妻もなかなか複雑な出自である。中山重清の娘で、鬼瀬兵衛で知られた中川清秀は異母兄にあたる。父方を通じて高山右近とも、荒木村重とも縁続きで、キリシタンとして生きた。政略結婚ではあったが、夫婦仲はとても良く、二人で一つの大切な秘密を守り抜いた。2025/04/07

えつ

14
諸田玲子さん、初めましてでした。織田信長に仕え、千利休に師事した古田織部とその妻である仙のお話。すでに亡くなっている織部との会話、なかなかに興味深かった。政略結婚だった2人だけど、この2人はお互いが尊重し合っていて、とても好感の持てる夫婦だなーって思った。あまり興味のなかった織部だったけど、見方が変わったなー。2025/06/09

ぱぴぷぺぽ

2
古田織部の妻に焦点をあてた作品。 織部と妻が語り合う形式 織部の妻についての作品は珍しい。 **** 2025/05/25

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