内容説明
アジア経済研究の第1人者が、高成長や貧困削減を促した共通の成功要因および経済パフォーマンスの格差や1997‐98年の経済危機を生んだアジアに内在する問題点に注目しながら、アジア地域の経済発展の軌跡をたどり、開発経済学の枠組みにもとづいて「アジアの開発経験」を描く。
目次
第1章 アジアの開発経験とは
第2章 アジア開発途上国の成長は持続可能か
第3章 将来のアジア開発における情報通信技術の役割
第4章 アジアにおける貧困、分配および成長の関連性
第5章 アジアにおける金融部門の発展、危機および改革
第6章 アジアにおける地域協力
第7章 アジアの開発における政府とADBの役割
著者等紹介
ナヤ,セイジ・F.[ナヤ,セイジF.]
納谷誠二。ウィスコンシン大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。米国経済研究局研究員(1967‐69年)、ハワイ大学経済学部教授(1971‐2002年)、タイ国タマサート大学ロックフェラー財団客員教授(1972‐76年)、アジア開発銀行チーフ・エコノミスト(1980‐83年)、ハワイ州政府ビジネス・経済開発・観光局局長(1995‐2002年)等を歴任。ハワイ大学名誉教授、イースト・ウエスト・センター客員上級研究員。関西学院大学名誉博士号(2007年)およびタイ国立開発行政大学院大学(NIDA)名誉博士号(2010年、開発経済学)を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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