角川スニーカー文庫 自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う〈３〉

昼熊【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2024/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 276p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041119617
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

迷路階層の主・炎巨骨魔を退け、異世界で着々と名声を築いていく自動販売機・ハッコン。
そんな《俺》のもとには続々と依頼が舞い込んで――迷宮攻略にモンスターハント、更には大食い大会の景品に!?
「これで今日一日、ハッコンは私の物っすよ！」
ハッコン独り占め権を得たのは底無しの胃袋を持つ少女・シュイ。
商品を食べ尽くされるかと思いきや、ともに向かった先は始まりの階層にある孤児院で――？
そしていよいよ亡者の嘆き階層へ移った一行は、階層主にしてアンデッドの王・死霊王の討伐へ！
数多の魔法を駆使する強敵に、自動販売機はどんな機能《秘策》で立ち向かう!?

内容説明

迷路階層の主・炎巨骨魔を退け、異世界で着々と名声を築いていく自動販売機・ハッコン。そんな“俺”のもとには続々と依頼が舞い込んで―迷宮攻略にモンスターハント、更には大食い大会の景品に！？「これで今日一日、ハッコンは私の物っすよ！」ハッコン独り占め権を得たのは底無しの胃袋を持つ少女・シュイ。商品を食べ尽くされるかと思いきや、ともに向かった先は始まりの階層にある孤児院で―？そしていよいよ亡者の嘆き階層へ移った一行は、階層主にしてアンデッドの王・死霊王の討伐へ！数多の魔法を駆使する強敵に、自動販売機はどんな機能で立ち向かう！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[真白優樹]

迷路階層で商売したり、実家の階層で偽物が現れたりする中、亡者の嘆きという新たな階層で死霊王と戦う事になる今巻。―――全てはいつも、予想外の上。飛び込む波乱が全てを覆す。　相も変わらぬ賑やかに、色々な場所でハッコンが重要な役割を果たす中、死霊王との戦いの中で段違いの絶対強者の乱入に遭う巻であり、今までの順調さが全て幸運の上、という事実を突き付けられる巻である。迷宮攻略に関係なくとも、既に戦うしかなく。果たして魔力も知能も段違いな絶対強者相手に、自販機のハッコンに出来る事とは。 次巻も須らく期待であるべし。

2024/01/04

[史]

早すぎた無機物転生第3巻。色々な仲間と、色々なお客と、色々な敵。

2024/02/28

[菊地]

旧版刊行が3巻までだったので新装版も巻数で追いつく。 旧版既読だけど、アレ、旧版もここまでだったんだっけか……？ 数年前のことなのでさすがに忘れてるな…… さすがにここで終わりはぶつ切り感があるので是非4巻以降も出て欲しいですね。

2023/12/29

[むさ]

いよいよ旧版で読めてなかった3巻。とはいえほぼアニメの通りだったかな？ここで終わりというわけでなく続いてくれるようなのは嬉しい。 ここまである意味順調に来ていた自販機生活が初めての大きな壁にぶつかって、自販機としてどう乗り越えていくのか、次巻からも楽しみね。

2024/02/13

[マスクX]

アニメ放映分の回収。迷路階層から帰還からハッコンの偽物問題。自販機の自分で販売する機械の真似事は面白い。実際にやったら話題性はありそう。大食い大会などの町おこしイベントも良かった。新階層でのホラー回。遂に大物の敵との邂逅で次巻からが楽しみ。漫画は完全に抜かれてしまったのでそちらも待ちたい。

2024/01/29