角川文庫<br> いきたくないのに出かけていく

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角川文庫
いきたくないのに出かけていく

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041116227
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「価値観が変わる」と聞いて避けてきたけれど、いってみたら「書かれ続ける理由」がわかったインド、首から完走メダルを提げたまま、初老の紳士と親指を突き立ててうなずき合ったスペイン、自分の好みにおける「めんくい」が多いことに気づいた香港……旅好き作家・角田光代がいく先々を歩き回り、走り、感じたあれこれが詰まった傑作旅エッセイ。いきたくないのにと思いつつ旅に出る贅沢に思いを馳せた書き下ろしあとがきも。

内容説明

「価値観が変わる」と聞いて避けてきたけれど、いってみたら「書かれ続ける理由」がわかったインド、首から完走メダルを提げたまま、初老の紳士と親指を突き立ててうなずき合ったスペイン、自分の好みにおける「めんくい」が多いことに気づいた香港…旅好き作家・角田光代がいく先々を歩き回り、走り、感じたあれこれが詰まった傑作旅エッセイ。いきたくないのにと思いつつ旅に出る贅沢に思いを馳せた書き下ろしあとがきも。

目次

いきたくないのに出かけていく(たくさん持っていた、と信じていたころ;居酒屋難易度;いきたくないのに出かけていく;ブッダの歩いた道 ほか)
旅へいく、旅で食べる(金沢と私;「おいしい」の秘密;旅の恩恵;川といっしょ ほか)

著者等紹介

角田光代[カクタミツヨ]
1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。90年「幸福な遊戯」で「海燕」新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、03年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の〓』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、21年『源氏物語』訳で読売文学賞(研究・翻訳賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のぶ

90
角田さんの旅や、ちょっとしたお出かけにも及んでいるエッセイ集。同類の「大好きな町に用がある」を先に読んでいたので、旅行に対してのスタンスはだいたい分かっていたが、それでも読んでいて新鮮で楽しい部分はたくさんあった。若い時に始めて出かけたタイへの貧乏旅行を皮切りに、何となくであったり、仕事で出かけたり、マラソンがあるからと出かけたり、うらやましくもありその行動力に感心する。あとがきにコロナで外出がままならないとあったが、さぞ辛いでしょう。全体を通して旅に対してゆるい哲学を感じた一冊だった。2022/04/07

piro

44
2ヶ月連続で刊行された角田さんの旅エッセイ。これだけ海外ひとり旅の経験がありながら国内旅行が計画できないとか、本物のサファリに行ったことがあるのに独力でサファリパークへ行けないとか…(笑)。ちょっと不思議な角田さんですが、旅の感覚には毎度強く共感します。『小説と歩く』、『旅する理由』が特に良かった。マラソンだけでなく、意外にも結構ハードなトレイルランをこなすなど、年々アクティブになられている様で、見習わねば!マラソン大会のために旅に出るとまではいかなくても、旅先での朝ランは機会があれば試してみよう。2022/03/31

優希

38
共感できるエッセイでした。行きたくないと思いつつ行ってしまう。そして行ったら行ったで楽しめるんですよね。行きたくないのに出かけるという贅沢を味わっているのかもしれません。2025/02/08

おいしゃん

37
旅は苦手で運動も…と非アクティブ宣言ばかりしている著者だが、ダイビングやマラソン大会、インドの格安旅や毎年恒例のお花見など、もうどこからどう見てもアクティブで豊かな生活であるのがむんむん伝わってくる。2022/05/04

kameyomi

22
題名に惹かれて借りたが、エッセイ集とは知らなかった。特に好きな作家については、その人の創り出す物語の世界を純粋に味わいたいので、エッセイなど余り読まない様にしていたが、これは読んで良かったと思えた。角田光代レベルになると、エッセイも面白いのだな。お酒を沢山呑む(呑んだ?)ところ、方向音痴なところが私と同じで、光栄?に思った。角田さんが旅好きなのは、つまり人が好きだからなのだな。いいな。だからこそ、素敵な物語が描けるのだと納得した。2024/04/16

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