フランス知と戦後日本―対比思想史の試み

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フランス知と戦後日本―対比思想史の試み

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  • サイズ 46判/ページ数 332p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560092774
  • NDC分類 235.06
  • Cコード C0010

出版社内容情報

なぜ読まれたのか?フランス文学に革命史研究、戦後知識人の輝き、そして68年の記憶。戦後をフランス知というレンズで捉え直す。

内容説明

なぜ、あれほど読まれたのか?フランス文学に革命史研究、戦後知識人の明暗、そして68年と89年の記憶。戦後をフランス知というレンズで捉え直す異色のブックガイド。

目次

鼎談 覇権の記憶から危機の時代へ
1 八九年という“磁場”(戦後憲法学における「フランス的契機」―樋口陽一の研究を中心に;革命二〇〇周年とフランス史研究―柴田三千雄『フランス革命』(一九八九年)をめぐって
「社会的デモクラシー」の行方―遅塚忠躬『ロベスピエールとドリヴィエ―フランス革命の世界史的位置』再読)
2 「戦後」知識人の肖像(加藤周一とフランス―『羊の歌』を導きの糸として;ある「転向」知識人との対話―清水幾太郎『オーギュスト・コント』の戦略;敗北の文学―福田和也『奇妙な廃墟』)
3 一九六八年とその後(“ドゴール”の影―戦後日仏のボナパルティズム論をめぐって;二つの「私」の歴史学―『パリ五月革命私論―転換点としての68年』をめぐって;ルソー的フランスからヴォルテール的フランスを経てジョレス的フランスへ)

著者等紹介

宇野重規[ウノシゲキ]
1967年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、東京大学社会科学研究所教授。同研究所で“希望学”プロジェクトをリードするほか、『政治哲学へ』(東京大学出版会)で渋沢・クローデル賞、『トクヴィル 平等と不平等の理論家』(講談社選書メチエ)でサントリー学芸賞、『民主主義とは何か』(講談社現代新書)で石橋湛山賞

伊達聖伸[ダテキヨノブ]
1975年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。2002年から07年までフランスに留学。リール第三大学博士課程修了。Ph.D.(パリ高等研究実習院との共同指導)。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。『ライシテ、道徳、宗教学』(勁草書房)でサントリー学芸賞、渋沢・クローデル賞

〓山裕二[タカヤマユウジ]
1979年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。現在、明治大学政治経済学部准教授。『トクヴィルの憂鬱』(白水社)でサントリー学芸賞、渋沢・クローデル賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。