角川文庫<br> 大好きな町に用がある

個数:
  • ポイントキャンペーン

角川文庫
大好きな町に用がある

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年05月04日 08時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041116203
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ネパールでごはんをおごってくれ「年をとったら若い旅行者におごってあげなさい」と笑ったお坊さん、「この世で一番すばらしいところ」と勧められメキシコ・トゥルムへ行ってみると「すばらしい」とは「なんにもない」という意味だった……旅好き作家・角田光代が行く先々で出会い、食べ、考えたあれこれが詰まった傑作旅エッセイ。出会う誰かの“日常”はこんなにも“非日常”で面白い。ウェブ連載「角田光代の旅行コラム」も収録。

内容説明

ネパールでごはんをおごってくれ「年をとったら若い旅行者におごってあげなさい」と笑ったお坊さん、「この世で一番すばらしいところ」と勧められメキシコ・トゥルムへ行ってみると「すばらしい」とは「なんにもない」という意味だった…旅好き作家・角田光代が行く先々で出会い、食べ、考えたあれこれが詰まった傑作旅エッセイ。出会う誰かの“日常”はこんなにも“非日常”で面白い。ウェブ連載「角田光代の旅行コラム」も収録。

目次

大好きな町に用がある(まるで出番なし;興味と縁;トイレの日本化はあるか;時代も私も変わっていく;記憶の住まい ほか)
角田光代の旅行コラム(旅と内的変化;国内旅行音痴;びろうな旅話;飲み屋街の旅;旅ラン1 オランダ:ロッテルダムへ遠乗りしよう ほか)

著者等紹介

角田光代[カクタミツヨ]
1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。90年「幸福な遊戯」で「海燕」新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、03年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の〓』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、21年『源氏物語』訳で読売文学賞(研究・翻訳賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

602
角田さんの旅エッセイはかなり読んだと思うが、飽きるということがない。大好きなアジアの町、日本人が聞いたこともないようなメキシコの町にも、ひとりでどんどん出かけていき、パワフルに歩き回る角田さん。お若い当時の旅も多いが、〆はコロナで旅ができなくなった自分について語っておられる。わたし自身はひとり旅は独身時代が最後かな。つい友人や家族を誘ってしまうが、ひとり旅もいいよなぁ。2024/07/06

のぶ

92
角田さんの旅に関するエッセイ集。雑誌の表題作の連載にウェブ連載の「角田光代の旅行コラム」を纏めたもの。全体を読み通して角田さんの旅行好きぶりが伝わって来る。旅を楽しんでいるし、それぞれに物語があって楽しい読書だった。30か国以上を訪れているというのだから、ヘビーな旅人だと思う。単なる観光も面白いだろうが、角田さんはマラソンもやっているので、そのマラソン記も興味深かった。驚いたのはフランス、ボルドーでのメドックマラソン。走りながらワインがふるまわれるのには驚いた。厚い本ではないが、内容は充実していた。2022/03/07

きょん

63
相変わらず角田さんのエッセイは面白い。何気ない日々の出来事の鋭い観察眼、旅の最中の思わぬ発見なんかを面白く文章にして楽しませてくれる。その国の情景や空気感を感じられて旅っていいなと思わせてくれる。角田さんが大好きだというタイへ一度行ってみたい。海外旅行へ気軽に行かれる日はいったいいつになるんだろう。2022/04/01

さとか

47
角田光代さんの旅プチエッセイ。旅の記録というより、その旅で何を感じたかに焦点が当てられている。旅ランの章が特に良かったな☺️この人の本は感想を書くのがとても難しい。なんだか取り留めもない水の流れのような表現をする人だからだ。続編もきっと読みます。2022/03/22

エドワード

46
海外旅行エッセイは楽しい。ドキドキと感動に満ちている。でも、ここに描かれる風景は過去のものだ。この先、もし私が旅行できる日がきても、恐らく世界は異なる風景を見せるだろう。しかし、それはコロナ禍のためだけではない。角田さんは同世代。初めて海外を旅した1980年代からすでに40年以上の時が過ぎ、空港もホテルもレストランも観光地も激変していく。20世紀ののどかな世界は、今や何が起きてもおかしくない世界になった。「大好きな旅に行けなくても、私は普通に暮らしていけるものなんだ。」明るい角田さん、猫がいるからかな?2022/06/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19262479
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品