角川文庫<br> 八号古墳に消えて

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角川文庫
八号古墳に消えて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 361p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041112397
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

考古学の権威・浅川教授の遺体が大阪・八尾の遺跡発掘現場で見つかった。体内に残された土の成分から、別の場所で殺された後に運ばれたことが判明。
考古学関係者の犯行が疑われ始める。捜査に乗り出したのは大阪府警の名物刑事、「黒さん」こと黒木と「マメちゃん」こと亀田の“黒マメ”コンビ。
やがて、浅川の裏の顔が明らかになり始めた矢先、またしても発掘現場で不可解な死が。手がかりは、失踪した研究者が残した写真。
そこには謎の古墳壁画が写されていた。能天気だが、やるときはやる二人組が学界の闇に隠された真相に迫る!

内容説明

大阪の遺跡発掘現場で関西考古学界の実力者・浅川教授の遺体が見つかった。これは事故か、殺しか?浅川の身辺捜査にあたる大阪府警の黒木と亀田、通称「黒マメ」コンビは金と権力をめぐる考古学界の闇を追うが、関係者たちが次々に不可解な死を遂げていく。残された手がかりは、ある古墳壁画の写真。冗談と軽口ばかりの名コンビは真相を突き止めることができるのか?地道な捜査とひらめきで謎に挑む、痛快警察小説。

著者等紹介

黒川博行[クロカワヒロユキ]
1949年愛媛県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。大阪府立高校の美術教師を経て、83年『二度のお別れ』でサントリーミステリー大賞佳作。86年『キャッツアイころがった』でサントリーミステリー大賞を受賞。96年「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2014年『破門』で直木賞を受賞。20年、第24回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Walhalla

33
大阪府警シリーズの4作目です。主役の二人組刑事、通称『黒マメコンビ』の登場としては第3弾となりますが、いつもの大阪弁での掛け合いが面白すぎます。これはもう、芸と呼べるレベルですね。殺人事件の捜査中でありながら、ちょいちょいサボる様子も憎めません。真面目なのか不真面目なのか、でも行動力の高さと勘の良さは一流の刑事ですよね。 今回は、考古学界の古い確執や古墳発掘現場の掟など、普段はあまり知ることのない部分に触れる機会にもなって良かったです。2022/04/22

ミーコ

28
文庫本の新刊…と図書館で借りました。なんと30年前の作品でした(笑) 推理もさる事ながらクロマメコンビの会話が面白い。マメちゃん、とぼけた感じなのに頭が回る ギャップに笑えます。「私」こと黒木さんは冴えないまんま(笑)2021/12/18

ピロ麻呂

28
安定の黒川博行作品✨大阪府警刑事コンビの掛け合いが笑える😊本当に漫才のよう。ミステリーとしても本作はシンプルで読みやすかった。2021/11/17

くろにゃんこ

27
黒まめコンビが今回も奮闘します。マメちゃん頭いいなぁ。古墳の発掘・・・地道な作業ながら宝探しのようなワクワクさロマンだなぁとは言ってられない事件ですが(-_-;)やはりそこには教授からの人間関係がどろどろと・・・最後の「女なんて、そんなもんでしょ」に腹が立った(-"-)2022/06/02

そーいち

11
黒川作品初期の大阪を舞台にした本格警察小説。複雑に絡み合った謎を2人のやり取りを通しながら解き解いていく。実は本格ミステリに通ずる「トライ&エラー」をしているのだが、くだらない会話も多いのでそれが見え隠れしているのが大変に可笑しい。本作は初期のレギュラー、クロさんマメちゃんの「クロマメ」コンビが活躍する作品で関西の遺跡発掘に対する闇を十分に描き出している。これも同じだが発生する事件は陰惨で犯人もかなり残虐なのだが、テンポがよくてサクサク読める。ラストのクロさんが犯人にかけるコメントがしびれる。2024/03/18

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