出版社内容情報
新米探偵のオレが、小学生探偵と難事件を解決?
不動産屋の一角で、念願の探偵社を開いたオレ。初捜査は行方不明の猫捜し? 捜査に出向いたオレに、次々と新事件が! なぜかパートナーは小学生。猫捜しがいつのまにか父親捜しに、そして凶悪事件に!?
内容説明
大学を卒業してすぐ、かねてからの夢だった探偵社を設立した俺。その名は、小さな頃から決めていた“バーネット探偵社”。資金不足で、事務所は不動産屋の一角だ。パートナーは不動産屋の孫娘、初依頼はまさかの猫捜し。大丈夫?こわもて営業マンの新右衛門、強烈なざあますバアさん、美人の大家さん、同級生警官の次郎長…怪キャラだらけのこの町で、いつしか猫捜しはストーカー事件に、相続をめぐる騒動に、そしてついには凶悪事件に発展して―。エブリスタ電子書籍大賞2012優秀賞(ミステリー部門)受賞作。
著者等紹介
松永和希[マツナガカズキ]
福岡県中間市生まれ。県立東筑高校、埼玉大学経済学部卒。大学のテニスサークルでは名前だけの部員として活躍。在学中、カラオケ店、喫茶店、塾講師等様々なアルバイトを歴任する。大学卒業後は某IT会社に就職し、営業の天才と呼ばれた大先輩の隣の部署で活発に活動しました。その後一念発起して会社を退職し、司法書士・行政書士の資格をとって独立。『権田原不動産気付バーネット探偵社』でエブリスタ電子書籍大賞2012優秀賞(ミステリー部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むつぞー
11
不動産屋の一角に開業した探偵事務所の初仕事は猫捜し。 猫探しはやがて美人大家さんのストーカー事件、そして事務所に脅迫状まで届いて…。という物語。 駄洒落系言い間違いネタがなんか鬱陶しいのがマイナス点。 あと謎として伏せておきたい設定があるのも判るのだけど、それでも細かい設定がちょっと気になります。 と言ってもミステリとしては面白かったのだけど、でもちょっと印象が弱いかなぁ。2012/10/28
新天地
5
完全にルブランのオマージュかパロディものだと思って手に取ったが別にそんなところは特になかった。全体的に軽くてゆるい雰囲気が続いたので終盤はそう来たかと意外な展開だった。さらに法律関係の知識で飄々と立ち回る主人公の活躍も良かった。しかしどうにもギャグ全般が面白くない。雰囲気は好きだし、キャラも悪いとは思わない。だがどうにもギャグがよろしくない。2017/03/27
ASKA
5
表紙の印象通り良い意味でライトなミステリ。事件自体はすっきり終わっているのだけど、主人公の鈍さとか生い立ちとかなんで探偵やってるのかとかに謎が大量に残っていそうで、そちらの方が気になる。。。2014/01/20
蕭白
4
面白そうな作品に出会えました。まだまだプロローグって感じがしたのは気のせいでしょうか?登場人物もいいキャラしていて、まだまだエピソードがありそうだし、楽しみにしたいです。ミステリーとしても十分に楽しめました。2013/01/15
ゆみ
1
不動産屋さんに間借り中の探偵社。 仕事はまだない。 不動産屋の実の家業とか 孫娘の美奈子ちゃんの生い立ち 若と呼ばれる主人公、 んー、キャラもいいし、 お話も悪くないと思うのだけれど、 なんだろうか。。 アクの強そうな人がいっぱいでてくるのに さらっとしてる。 もうちょっとパンチがあってもよかったかなぁ。 気立てのいい美奈子ちゃんの助手でさらなる展開を期待。2013/02/04
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