内容説明
100語を1ユニットにして毎日反復、発音記号は気にしない、「日本文→英文」CDを使う。英語学習参考書のカリスマが社会人向けの学習法をはじめて公開。
目次
第1章 英単語の学習法
第2章 英文法の学習法
第3章 リスニングのトレーニング法
第4章 スピーキングのトレーニング法
第5章 リーディングのトレーニング法
著者等紹介
木村達哉[キムラタツヤ]
1964年、奈良県生まれ。関西学院大学文学部英文学科卒業。奈良県の私立高校教諭を経て98年より灘中学校・高等学校英語教諭。教員と執筆業以外にもラジオのパーソナリティーを務めるなど多方面で活躍。灘中学校野球部監督を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nobu A
11
木村達哉著書初読。「TOEIC900点」と言う文言にどんな教授・学習法なのか知りたく手に取った本著。何のことはない1950年代米国で開発されたオーディリンガル・メソッド。違いは言語的距離を考慮し、単語を和訳付きで覚えることぐらい。反復練習で習慣形成を促し、エリート層に効果を上げた点は正に灘高生と符合。入学時の英語力も然る事乍ら、国内有数の学生の教室外での努力も知らず、繰り返す「私が教える灘高生は・・・」には辟易。それより客観的なデータを示せば良い。巷に蔓延る「○○メソッド」は疑ってかかった方が良い。2022/01/20
ノリピー大尉
10
音読すれば聞きとれるようになる。聞きとれれば、速く読めるようになる。基本の構文だけでなく、文章そのものの暗唱が度々勧められていた。TOEICに特した勉強だけではTOEICのスコアは伸びない。「テストの点数だけのために英語を勉強するのは不毛」には思うところが多い。2018/10/08
Gatsby
10
研修で木村先生の方法論はかなり詳しく知っている。この本の内容は、研修で紹介された方法を、一般向けにさらに詳しく具体的に紹介している。英語を勉強する限りは、使えるようにならないといけない、というのは私も実感するところである。木村先生の本がいいのは、普段取り組んでおられる方法を、本当に細かいところまで公開し、私たちを応援してくれるところだ。もちろん、短時間で効率的な方法などないのだから、私たちはかなり厳しいことを要求される。しかし、この方法にしたがって勉強すれば、英語力がアップすることは間違いない。2013/06/22
mj
7
今となっては不要になってしまった本ですが、捨てるのもアレなので読んじまいました。学習参考書のカタログにもなります。めんどくさいことを言わず、受験英語勉強法から大きくは外れず、眉唾の甘言もない。いい本でしたよ。もっと早く出会いたかった ごーきゅー ジョデーぇぇ!!! みたいなね2021/12/14
Riopapa
6
しばらく英語のトレーニングをしていなかったが、この本を読んで、やる気が湧いてきた。 2017/11/02