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出版社内容情報
見えない力にどう向き合うか? 神仏の智恵で、いのちと原発を問いなおす。
荒々しい自然の力と共に生きる智恵を伝える神道と仏教。目に見えない放射能に、日本の伝統的信仰心はどう向き合うのか? 原発の脅威を宗教への問いとして受けとめ、震災からの復興の礎となる神仏の智恵を提言する。
内容説明
人びとの暮らしを根こそぎ奪いとる自然災害と、人類がつくりだした原子力の不幸―。喪失の傷みと哀しみ、そして不安を私たちはどう受けとめればいいのか。神と仏に素直に向きあい、その深い智慧に心の支えを求める、祈りの対話。
目次
第1章 私たちは今、何におびやかされているのか?
第2章 「復興」とは何か?
第3章 鎮魂と再生―被災者の心を支えたのは何か?
第4章 「天災列島」で日本人はどう生きてきたか?
第5章 日本人は原発を捨てられるか?
終章 私たちはこれからどこへ向かうべきか?
著者等紹介
鎌田東二[カマタトウジ]
1951年、徳島県生まれ。國學院大學文学部哲学科卒。同大学院文学研究科神道学博士課程修了。岡山大学大学院医歯学総合研究科社会環境生命科学専攻中退。現在、京都大学こころの未来研究センター教授。宗教哲学・比較文明学などを幅広く研究。文学博士。NPO法人東京自由大学理事長。17歳で聖地巡礼に目覚め、以来40年以上にわたり国内外の聖地を参拝して回る
玄侑宗久[ゲンユウソウキュウ]
1956年、福島県三春町生まれ。慶應義塾大学中国文学科卒。複数の職歴を経て、京都・天龍寺専門道場に入門。臨済宗妙心寺派福聚寺副住職を経て、2008年2月に福聚寺第35世住職に就任。2011年4月より、東日本大震災復興構想会議委員。2001年「中陰の花」で第125回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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