心霊探偵八雲〈9〉救いの魂

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  • サイズ B6判/ページ数 448p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041100684
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

大人気シリーズ、2年半ぶり待望の書き下ろし単行本最新作、ついに登場!

刑事を辞め、八雲と心霊専門の探偵を始めた後藤に持ち込まれたある相談。同じくして樹海で発見された身元不明の遺体、その時八雲は!? 書きおろし単行本最新刊、角川書店より刊行!

内容説明

残り少ない学生生活、八雲と晴香に最後の事件が―!?大人気シリーズ、最終章、突入。

著者等紹介

神永学[カミナガマナブ]
1974年山梨県生まれ。2003年『赤い隻眼』(文芸社)で本格デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

96
大学四年生の秋を迎え、それぞれの決断、そしてお別れの時が近づいてくる。進んでないように見えて進んだ二人の関係の中、またしても事件が起きてしまう。今回の八雲は高校生編。中学生で人の篤さを知り、けれど同時に人の無力さ不甲斐なさを知り、自暴自棄に過ごす八雲。その前に姿を現す秀明。あと少し言葉が足りていれば、あと少し想いを伝えるすべを知っていたのなら。こんな風に鎖に囚われる事もなかったのに。この鎖は、人の想いの枷。向けられる限りない情愛と、八雲が振り切れぬ優しさと、人の魂を救いたいという正義感の表れかもしれません2012/05/29

忠犬じろレポ

75
文庫が待てなくて買ってしまいました。8巻のエピドードからの登場人物の環境変化が新鮮でした。晴香はトラブルメーカーから完全に八雲を支える(窮地を救う)キャラに変わって・・大人なりましたね。真琴と石井もいい関係になりそうですね。 このシリーズは死んだ人間の気持ち(想い)が事件解決への足がかりになるので、そこが好きなとこなんですが、八雲シリーズ続いて欲しい作品です。10巻も楽しみですが、9巻の文庫が出れば「添付ファイル」を読みたいがために買っちゃうんだろうなぁ~(^-^)2013/11/09

財布にジャック

60
久しぶりの八雲の新刊に胸が躍りました。とてもお気に入りだったのに、だいぶご無沙汰していたので、前作までの内容がおぼろげで序盤は記憶を遡るのが大変でしたが、懐かしい登場人物達に出合えて嬉しかったです。富士の樹海や宗教団体がらみという内容は、心霊探偵に相応し過ぎる舞台でしたね。八雲の今後が気になる終わり方で、次回はもう少し早めに続きが出ることを祈りたいです。2012/04/01

そのぼん

58
待ちに待った新刊でした。八雲の高校生の頃のエピソードも絡んでくるストーリーでした。 そして、気になる終わり方…。次巻にも期待します。2012/05/09

みっちゃん

46
まずは表紙の麗しい八雲に暫し、見とれました。青木ヶ原樹海の死体・強盗致傷事件・アパートの首つり死体〜一見、何の関連もないような3つの事件が、1つに収束していく話の流れは、いつもながらお見事です。「人を救うなんてただのエゴだ。だけど、それでもぼくは救いたいと思う。」今回もカッコイイ八雲でした。でも最後、八雲のあの赤い左目が大変な事に!作者の神永さんが、あとがきでいつものように「待て!しかして期待せよ!」とおっしゃるのですから、待つしかありません…でも、なるべく早くお願いしますね!2012/09/25

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