内容説明
人生２度目の令嬢・ジル。夫・ハディスと帝都へ戻ると帝国軍が待ち受けていた！？家族の裏切り、やはり破滅の未来は避けられないのか。なのにハディスはこれ幸いとスローライフを満喫中…ってダメです、陛下！国を追われるハディスに代わり竜騎士団に潜入したジルは彼が『呪われた皇帝』と呼ばれる本当の意味を知る―「わたしが守ってあげますからね」もう一人ぼっちじゃない。本物の“夫婦”になるために人生やり直し！
著者等紹介
永瀬さらさ［ナガセサラサ］
第１１回角川ビーンズ小説大賞奨励賞＆読者賞受賞。『精霊歌士と夢見る野菜』（受賞作改題・改稿）にてデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ぐっち
23
今回もジルは凛々しくカッコイイし、エプロン竜帝が時々甘いのも大変よろしい。今回はハディスの兄姉にジェラルドの例の妹も登場してお話が深くなってきたような？ただの変態シスコンじゃなかったのか？ロレンス君へのジルの信頼感も好きなので、また登場してほしいと思ったり。2020/11/03
那由多
20
魔力を封じられたジルとハディス。妻は働きに出て、夫は専業主夫に。うん、二人らしい選択。ハディスの拗れた異母兄姉間も進展をみせて、運命を良い方向に向けられて良かった。まだまだ敵だらけのジルとハディスだけど、窮地に立っても無敵感あってイイな。脇役もみんな好きだ。2022/07/03
かなで
19
再読。やっぱりジルが旦那で陛下が奥さんだよね〜！？な巻。新刊読んだあとだと、意外とこのあたりから伏線引かれてるのね…2022/07/07
ぐっち
16
畑仕事と料理に熱中する陛下をおいて、竜騎士団にでかせぎにいくジル。２カ月お兄ちゃんなリステアードと、仲間になってほしいロレンスが良かった。2023/01/09
まぁ
8
ヒロインは出稼ぎに、ヒーローは主夫になっていた。王都に帰還するのかと思ったら追撃されて、逆行前は虐殺された姉兄達がチラホラと出てきてやり取りが可愛かったです。とか思ってたら突然出てくる陛下の裏切られて当然なほの暗い思考と皇族の泥沼事情が出てきて、おっととなりました。とりあえず黒竜が孵化しないのは陛下の情緒がまだ未熟だからなのかなぁと思いつつ、陛下、ジルさんと幸せになってっててしてたら最後の短編でこやつどこまでが確信犯なんだとなった。2021/04/19
