出版社内容情報
死ぬことだけが希望だった奴隷の少年・鈴は、ある日獣人姿の国王・織人に助け出され、共に宮殿で暮らすことに。織人の溺愛で、頑なだった鈴の心が溶かされた頃、織人の婚約者を名乗る美青年が鈴の前に現れ!?
内容説明
治癒力のある血を持つが故に囚われの日々を送っていた鈴。死ぬことだけが『希望』の鈴は、ある日、国王であり獣人である織人に助け出され、共に宮殿で暮らすことに。他人への恐怖心が消えない鈴だったが、献身的な織人の優しさに次第に心を開いてゆく。国王である織人が何故自分にここまでしてくれるのだろう―疑問を持つ鈴の前に、織人の婚約者を名乗る美青年が現れ!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
uuuuuuuuko(うーこ)
12
かりほん。初読み作家さん。怪我を治す血を持つゆえに長い年月牢に囚われ血液を搾取されてきた鈴。鈴が陛下の「永遠の結」だというのはいつわかったのだろう。知ってたから救いにきた?それとも救ってから黄色い糸が見えた?疑問はありつつ、王宮での陛下の溺愛が甘々で少々胸焼け(笑)。陛下の従兄弟がイヤな感じだと思ったら病んでいて本当にどこまでも嫌なやつだった。瀕死の重傷のとき鈴の血を舐めさせれば…と思ったのだが治せるのは他人だけだったのか。陛下の血でもよかったのはなぜ?結だから??織人を職人と空目しつつサラッと読了。2024/09/24
おかめいんこ
3
初読作家さん、強いはずの陛下の周りはダメダメ、真っ直ぐすぎて狡猾な相手に弱いのか?しろまろも活躍の場はないしうざいだけ、何のために出てきた?最後の隠れ村の存在も隠れたいにの大々的に訪問したり両親結婚式に呼んだりで隠せてない。隠れてる割に村も鈴って名乗っただけであっさり信じるしチグハグな事ばっかりだったけ。後半流し読みで終了。2025/05/19
つき
2
良いお話でした。 鈴ちゃんがすごく不憫でしたが、陛下のこれでもかっていう溺愛で幸せになっていきます。 この先も読みたいなぁ、家族も増えて二人がどんどん幸せになっていくさまが見たいです。2020/08/10
rin
0
kobo2020/08/12