池上彰と考える「死」とは何だろう

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池上彰と考える「死」とは何だろう

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  • サイズ 46判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041097588
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

死と向き合うことで、
自分はどう生きるべきかということが
浮かび上がってきます

「死」をめぐる質問にお答えします 池上彰×釈徹宗・対談


格差社会と言われる中、身分・人種・貧富に関係なく「平等」に訪れるものーーそれは「死」。
どんなに健康を保とうと努力しても、「死」は万人が受け入れざるを得ない“宿命”だ。
あなたにとって「死」のイメージとはどんなものだろうか? やはり怖いものなのか? 
死ぬ前・死ぬとき・死んだあと――いったいどんなことが起きるのだろうか? 
そもそも死ぬことは不幸なのだろうか?
誰もが迎えることになる「死」についての知識を深めることは、「自分の生き方」について深く考える作業となる。「死」を考えることは「生」を考えること。
三大宗教をはじめ、多くの宗教の現場を取材し、それぞれに向き合ってきたジャーナリスト池上彰氏による「死」の世界の考察。巻末には、釈徹宗氏との対談も収録。

内容説明

誰もが迎えることになる「死」についての知識を深めることは、「自分の生き方」について深く考える作業となる。池上彰とともに「死」を考える一冊。

目次

第1章 そもそも「死」って何だろう
第2章 人はなぜ死ぬのだろうか
第3章 宗教でこんなに違う「死生観」
第4章 「死ぬとき」に起こること
第5章 「突然の別れ」と向き合う
第6章 「死」をめぐる質問にお答えします

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
1950年生まれ。ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授、東京大学客員教授、愛知学院大学特任教授。立教大学、信州大学、日本大学、関西学院大学、順天堂大学でも講義を担当。慶應義塾大学卒業後、73年にNHK入局。94年から11年間、「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年に独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

74
やはり池上彰さんの本は分かりやすくて良いですね。三大宗教をはじめ多くの宗教の現場を取材し、それぞれに向き合ってきたジャーナリスト池上彰氏による「死」の世界を考察した一冊。生物学的に見た「死」とは、宗教による「死」の捉え方の違い、臨死体験やお迎え現象、東日本大震災やコロナ禍で見られた「あいまいな喪失」、釈徹宗氏との対談など。様々な確度から「死」を見つめ「生きること」とはどういうことか、改めて考えてさせてくれる内容でした。2022/12/10

mintia

18
先週、大切な人を亡くしました。タイミング的に今読んで良かった。死と向き合って色々とこれからの人生を考えることができた。2021/06/28

あつお

13
誰にでも訪れる「死」の考察。 誰も経験したことがないが、必ず訪れるのが「死」。死に対する向き合い方、宗教観は地域や時代により様々存在する。本書の主な内容は①死とは?、②死生観、③突然の別れ。①細胞レベルの死とは、古い細胞と新しい細胞の循環。生命を維持するために必要な行為。生物としての死も、その種を存続させるために必要な行為だろうか。②宗教や地域により、死後の世界は異なる。循環するもの、天国へ行くものなど。③パンデミックや自然災害により、身近な人は突然居なくなるもの。全ての人との時間を大切にしたい。2023/05/01

May

12
★★★☆☆ 新型コロナウイルスにより亡くなった方の話、震災で亡くなった方を乗せたタクシーの話、お迎え現象。非常に興味深く読みました。「あいまいな喪失」という言葉は初めて聞いたけど、今の世の中そういう現象は至る所で起きているんだろう。タクシー運転手の方の話では「伝えたいことがあって会いに来てくれたんだ」と私は考える。そういう考え方がその人の「死生観」であり、人によって考え方が違うこと。自分の生きる上での優先順位。改めて考えるきっかけとなった。2021/09/04

Eddie

8
人間はみんながみんな確実に死ぬのに、死ぬことについては理解していないことも多いかもしれません。この本を手に取って自分の最期をちょっと考えてみるのはアリかも。2021/11/11

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